Love-tune結成から半年とちょっとを振り返る(前)

いつの間にかJr.ユニット乱立時代となっていたこのご時世に、新たに現れたユニット・Love-tune。2016年3月4日に突如として名前が発表されたのちに、メンバー増員等でおたく界隈を騒がせ、現在7名で活動しています。この半年、と1か月とちょっと、ファンの心をワクワクざわざわとさせながら駆け抜けたLove-tuneの動きを振り返っておきたいと思いました。Love-tuneのはじまりを、ちゃんと残しておきたい。

 

と、ちょっとセンチメンタルな感じで初めてみましたが、要は、絶対忘れるからね……。本人たちもおたくも時が経つと記憶がめちゃくちゃになるというのはV6のデビュー時について調べていた時によくわかったし、むしろすでに忘れそうになってるので、現場が落ち着いたところでいったんという気持ちです。バリバリ主観&淡々&ブツブツと語ってるのでよろしくお願いします。

参考までに現行のJr.ユニットの結成年を並べるとこんな感じ。2015年5月のSixTONES結成以降、1年でユニット激増。7ユニット増えてるのやばい。

MADE:2001年 ※現メンバーは2008年5月
They武道:2008年
(Mis Snow man:2009年1月)
ふぉ〜ゆ〜:2011年4月
Travis Japan:2012年
Snow Man:2012年
SixTONES:2015年5月
Mr.KING:2015年6月 ※当初はMr.King VS Mr.Prince
Prince:2015年6月
HiHi Jet:2015年10月
天才Genius:2015年12月
Classmate J:2015年12月
Love-tune:2016年3月 

そしてLove-tuneというグループについてはこちらの素晴らしい記事を参考に……。

plan-j.hatenablog.com

 

2016年2〜3月

  • 2月6日 真田佑馬『コインロッカー・ベイビーズ』出演発表
  • 2月22日 「ジャニーズ銀座2016」メンバー発表(Cクリエ:安井、真田、森田、萩谷)
  • 2月25日 安井謙太郎『三婆』出演発表
  • 3月4日 クリエ当落発表&Love-tune名前発表
  • 3月17日 雑誌『女性セブン』でラブトゥーンだと明かされる ※”J7”として現Love-tuneメンバー掲載
  • 3月20日 安井謙太郎 NHKラジオ『らじらー!サタデー』パーソナリティ発表
  • 3月30日 週刊『TVガイド』Love-tune結成時の話が出る
  • 3月30日 『ザ・少年倶楽部Love-tune名前が出る

2月に発表されたクリエCメンバー*1にまさか、まさか名前がついた!!という衝撃の展開。確かにJr.の世は空前のグループ乱立時代。ジャニワで多くのグループが活躍しているのを見て切ない気持ちになり、安井はどうなっちゃうの……と思っていたのが、こんな唐突に叶うなんて思ってもいませんでした。なぜ名がついたのかは、その後ちょこちょこと語られるように。

安井:まぁびっくりしたよね。レッスンしてたらジャニーさんが来て、「安井〜」って言われて。で、行ったら「名前を悩んでるんだけど」って。(週刊『TVガイド』2016年4月8日号)

萩谷:ジャニーさんが29日から始まるコンサート「ジャニーズ銀座」のポスターを見て、グループ名がないことに気付いて考えてくれました。(読売中高生新聞 ジャニーズJr.の小箱 4/29)

 いやいやそんなゆるい感じ!?そしてジャニーさん、重要な時はYOUじゃなくて安井って呼ぶの?こうやって改めて振り返ると、真田・安井とお仕事決定ラッシュだったんだけど、そういうのは関係あるのかないのか。

発表から2週間くらい”ラブチューン”だと思ってたら読み方が”ラブトゥーン”だと発覚したのが『女性セブン』。クリエポスター以外で最初にLove-tuneという名前が出たのが、現7人メンバーが”J7”という煽りで登場した『女性セブン』だったんですよね。ちなみに、この7人は2015年12月にも女性セブンに出ており、予告でJ7と書かれて話題になったけど、記者座談会記事によれば、単純に「女性セブンが2016年に注目するJr.7人。神セブン的な???」という話らしい。今や、そのメンバーで7人組になっちゃってるんだからすごい。

・4月

  • 4月6日 NHK BSプレミアム『ザ・少年倶楽部』春休みSP「粉もん」で「Love-tune」のテロップ
  • 4月9日 TV朝日『真夜中のプリンス』開始
  • 4月18日 サマステ ジャニーズキングダム出演発表(後に、ジャニーズキングに名称変更)

ここら辺は少クラ、雑誌、真夜プリを中心に、4-tuneで割と穏やかに過ごしていましたね。真夜プリ、発表時ではPrince+ClassmateJという座組だったのに、なぜか今もPrince+らぶ4でまわしてるのは、やっぱりガムシャラで培った安定感を買われたのだろうか。ジャニーさん判断なのか、事務所の他の人判断なのか、局側の判断なのか、など地味に気になるところです。ちなみに、番組自体はジャニーさんがPrinceに「YOUたちで新番組やっちゃえばいいじゃん」といってできたらしい。

Love-tuneとして少クラで色々と曲も披露してくれました。2015年のドリボ後はほぼ4人くくりだったし、ユニ名がついたからといって「この4人でデビューって……ないよね!?」とは正直思っていた。でもこの4人が離れずにすむのはよかったな〜、これから色々できるといいね、って浮かれていた。4人って人数少ないから、PrinceとくっついたりKINGとくっついたり、トニセンポジでワンチャンなくもないんでは、とかすかなかすかな期待も持ってました。 

5月

  • 5月6日 クリエ初日(4人)
  • 5月21日〜22日 クリエにSPゲスト登場
  • 5月23日 NHK BSプレミアム『ザ・少年倶楽部』収録(4人)
  • 5月31日 クリエ千秋楽(7人+ゲスト)

いやー、事件でしたよね。初日で何度も「次変わってるかもよ??」って言ってたのフラグすぎた。歌舞伎との兼ね合いもあったのか、そもそも日程も飛び石でイレギュラーだったじゃないですか。いつから何がどう決まっていたのか謎すぎる。

21日の率直な感想。

これに尽きる。あと、モロの盛り上げ力、長妻の長身ダイナミックアクロバットにもびっくりした!

6日の4人クリエ、これはもう今振り返ったら、最初で最後の4人だけのステージだったんだって涙が出そうになるけど、終わった後は「もっと新しいものも見たかった」という話もしていて。実は21日にがらっと変わったステージを用意してたんだから、むしろ6日のクリエだけでしかやってない曲を何曲も何曲も用意して構成してたのがすごかったんですね。

21日からは毎日SPゲストの紹介の仕方も変化してて、22日からモロは紹介されず最初からしれっと出てくるし、ゲストに高橋颯くんも加わり、谷村の名前も呼ばれたりして、混乱に次ぐ混乱であった……。

 

でもまあ7人なんだろうな〜と思えたのは、途中で披露していた、ジャニーズWESTの『なにわ侍!ハローTOKYO』のパロディのような*2コント風の流れ「Love-dogs」で、「現在の4人に加えて必要なのは顕嵐、長妻、諸星」と明言されていたから。途中も7人がメインのパフォーマンスだったし、アンコールで歌ってたのは「SEVEN COLORS」でしたし。
6日に「変わるかもよ?」と匂わせておき、21日の増員で混乱する会場に、途中のコントで「俺たちが売れる*3には何かが足りない!モテる奴が必要だから顕嵐!アクロバット長妻!そして(モロササイズで会場を一つにした)諸星!」って理由まで出して納得させようとしてくるのが本当にすごいなと思いました。ただ、このコントの入りが「これからみなさんを不思議な世界へお連れします…」って雑すぎたことはめっちゃ笑った。

 

巷で「テコ入れ」と言われているのを見てくそ〜と思ったりもしたけど、正直「メンバー増員されるくらい、気にかけられてたの?」というのも驚きでした。しかも明らかに売れそうなメンバー入れてきたな!みたいな。3月に名前がついた経緯を知った時に「ゆるっ!!」って思ったし、いったいどこまで正式なユニットとして見ていいんだ?とも思ってたので、「売る気あったの!?!?」とびっくりした!!

すでに5月時点で7人のLINEグループができてて、20日の夜に真田から熱いメッセージが送られてきてたとか話されているのを雑誌で読んで、本人たちのほうが先に7人を受け入れてたんだとは思うのですが、クリエでは絶対に「7人でLove-tune」と言わなかったね。しかも雑誌の取材が入ったのは6日の初日のみだから、初めての7人公演の記録が残っていないのも切ないところなんですよね。本当にまだ、固まりきっていなかったんだろうな。

 

というわけで長すぎますよね???後編に続く……。

 

sasagimame.hatenablog.com

*1:厳密に言えば、なにわ侍やらオーシャンズやらドリボやらみたいな流れもあると思うんですけど、そこらへんは私もちゃんと追ってないし、キリがないので割愛します

*2:ここで「粉もん」歌ってるし、確信犯だろ

*3:コント上、売ってるのはたこ焼きだったけど

Love-tune結成から半年とちょっとを振り返る(後)

 Love-tune振り返りの続き。7月〜10月分です。

sasagimame.hatenablog.com

7月

  • 7月7日 前半3誌で7人がLove-tuneとして登場
  • 7月16日 サマステグッズのクリアファイルで安井、真田、森田、萩谷、諸星の5人として登場
  • 7月17日 サマステのサイトで、Love-tune7人記載
  • 7月19日 日本テレビ『PON!』おとなりJr.真田佑馬
  • 7月24日 後半2誌で7人がLove-tuneとして登場
  • 7月25日 日本テレビ『PON!』おとなりJr.諸星翔希
  • 7月26日〜29日 サマステ、高橋海人/Snow Man/Love-tune公演 

サマステのクリアファイルに5人しかいなくて相当ざわざわしましたが、即7人でLove-tuneということがわかって、ひと安心というところでした。時系列的に、6月あたりにクリアファイルの撮影があったのか?5人構想があったのか?と思うと、裏側どうなってたんだ。顕嵐と長妻はセットだったのかな。

 

サマステは運良く初日に入りました。パフォーマンスバトルはないと思ってたので、「これからバトルをやります!」と聞いた時は「今年も我々はデシベルを……」ってがくっとなった*1けど、なんだかんだ勝ち数一緒の仲良しバトルだったのでよかったね。アンコールで、負けチームが後ろでわちゃわちゃしてるのもかわいかったです。

サマステでは、180度ステージでのSnow Manの圧倒的な強さ、ファンの力を感じました。Snow Manのファンも多い中で、Love-tuneは盛り上げきれてないんじゃないか、Love-tuneのファンもまだ盛り上がりきれてないんじゃないか、などと勝手に心配したりもしたのですが、公演が進むにつれて、とにかく客席の空気をつかんでいった7人の姿が印象的でした。「成長を見守る」なんて悠長なものではなく、「PDCAまわしてるな〜!!」という感じだった。強すぎる。

 

そして、ここら辺から掛け持ち問題。もともとTravis Japanに所属していた顕嵐につく肩書きが「Love-tune」のみになっていて、でも美勇人には両方の肩書きがついていて、顕嵐はどうなるのかという。しかし、おたくにもメンバーにもどうすることもできないんですよね。こう「Love-tuneの顕嵐」について話しづらい感覚があったし、Love-tuneはデビューしてないし出来るかもわからないのに、こんな気持ちにならないといけないなんて、理不尽すぎると勝手に怒った気持ちになったりもしました。そこ詰めてくと、noon boys問題も気になるし……。
実際のところ何がどうかはわからないけど、今もらぶとらが仲よさそうにしていたり、互いにメッセージを送ったりしているのを見ると、これもまた強さだなと思います。みんな、互いに頑張ってることを知ってるからなのかな。

8月

出るぞ出るぞと噂されていたA.B.C-Zコン。これけっこう言ってる人多かったけど、バックのお仕事をすることによって、7人がよりまとまったように見えたのが、すごく面白かったです。
Jr.コーナーで披露させてもらった「Masterpiece」、萩安の背中合わせからのノールックタッチに沸き、「一番大切な君と笑い合えるPlace」(安井)「俺の行く先にいつも君がいる」(萩谷)という歌詞の割り振りに沸き、飛び出してくる顕嵐に沸き、最高だったな。誰が演出したかはわからないけど、大サビで花道を疾走する姿を見て「こんな風にちゃんと空間を使えるグループなんだ」と、より好きになりました。

そしてサマステ8月公演。7月に見たときよりも抜群に客席の煽りがうまくなっていたし、どこかすごく優しいグループになってるな、というのを感じました。これはチーム覇の時にも思ったんだけど、チームであろうとする努力みたいなのが見えるような。覇の時に、チーム覇ポーズを作ったり、「俺たちが覇者!チーム覇!」ってフレーズを作ったり、メッセージVTRの最後は「セーの」って全員で喋るようにしたり、一体感を出すための工夫がすごいなと思って、このたびLove-tuneにも同じことを思いました。単に形から入るということではなく、旗じるしを作るとか、好意的に歩み寄る、みたいなことだと思うんですけど。

サマステ最終日は本当に圧倒されました。熱量がはんぱなかった。5月のクリエではイマイチ乗り切れなかった(と思っていた)「Evolution」も、会場全体がめちゃくちゃにのってた気がする。この最終日では安井が「僕たちの夢は、東京ドームでこれ(サングラス外し)をすることです」と言ったり、「次につなげる公演にしよう!」と言ったり、「六本木に革命起こす準備はできてるか!」と言ったり、やたら未来の話をしていた印象でした。

9月

  • 9月3日〜30日 『DREAM BOYS』
  • 9月6日 舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』制作発表
  • 9月14日 真田佑馬『ダニー・ボーイズ』制作発表
  • 9月27日 新ジュニア情報局(仮)で、Love-tune動画公開 

ドリボ開幕。大きかったのは、オリジナル曲「CALL」&オリジナル衣装!熱望していたオリジナル曲がこんなすぐもらえるとは思わず、だいぶ浮かれました。しかも、何曲もの中から選んだということも知って、今のJr.の環境とは一体……!?恵まれてるんだか、恵まれてないんだか。

オリジナル衣装も、実は3着目ということが発覚。(1)2015年のDREAM BOYSの美勇人デザインの4人衣装(2016年版になって3人のもプラス)、(2)えびコンの「Masterpiece」で河合さんが用意してくれたかっこいい衣装、(3)ショッキングピンク×黒×ハートの衣装。(3)のインパクトが強くて大好きな衣装だけど、(2)もすごく好きなので、少クラで着てほしい!

 

ドリボは会見に出ていたJr.がJohnnys 5(JET BOYS?)だけだったから、ちゃんと出番あるのか心配もあったものの、蓋を開けてみたら出番だらけでしたね。ドリボ組曲Love-tuneのターンもあったし、よかった〜〜〜とちょっと安心。気にしてもしょうがないけど、ジャニーさんから信頼されてるなら嬉しいな〜。フッキングやダンスの見せ場、MASKなど、顕嵐・モロ・長妻、時には萩ちゃん*2が務め、経験豊富な方がサポートしている様子を見て、「OJTだ……」と感心しました。

演技の面でも、いろいろと設定を詰めてるのかな? と毎日のレポを見ながら考えるのがとても楽しかったです。実際にTV fanではそれぞれのキャラクター設定が語られてて、答え合わせみたいで興奮でした。

途中に挟まれたジャニーズ・オールスターズ・アイランドの会見では、各ユニットから2名ずつ登場で、積極的にLove-tuneという名前を出すさなやすの本気。『ダニー・ボーイズ』の会見でもLove-tuneの事を話す真田は、『炎の体育会TV』で長妻がLove-tuneの話をした時に、TVの前でガッツポーズをしたというので、自分もユニットのことを話そうと思っていたのかなあなどと思いました。

あと忘れちゃいけなかった動画。他のグループ3分とかなのに、らぶだけ8分もある。しかも、いっこいっこの話題の情報量が多すぎて、私のようなお勉強野郎にはありがてえありがてえって感じです。

10月

  • 10月1日〜2日 A.B.C-Z Star Line Travel Concert(大阪)

そんなわけで、9月30日のドリボ千秋楽から間髪入れずにえびコン!Love-tune現場はこれでひと段落か、と思いながらしみじみ見ました。ドリボを経たLove-tuneはなんかもうますます「強い」という感じで、でもこれほんとさっきも言ったけど成長というより、PDCAまわしてるんだろうなと。前回「あれ?」って思ったことが、次見たときには解消されてるところ、安心して追っていられるのがすごく良いです。

これからの2か月は個々のお仕事もありつつ、12月のジャニ島が一体どういう事態になるのか怖いけど、まあ本人たちについてはもう信頼しかないので、楽しむしかない。本当に私は根っからのユニ厨ですので、周りのJr.担に驚かれるほどに、Love-tuneができてからどんどんのめり込んでいったわけですが、何がどうなるかわからないということも重々承知しています。ただこの先どんな展開があっても、Love-tuneの事は一生好きだろうなと思える時間を過ごせたし、この半年がさらに素敵な未来につながっていたら嬉しいとだけ、思っています。

*1:途中のパフォーマンス(曲なし)でバトルをして、勝った方がアンコールを歌えるという企画

*2:去年のドリボでは、途中から真田に見守られながらフッキングをしていた