零のかなたへ 〜THE WINDS OF GOD〜

なんつーか、色々考えてしまいましたね〜…。

とりあえず。
最後のあれって蛇足というか言葉足らずというか…微妙じゃなかったですか?(^ ^;)
あそこで金太が最後に目を覚まして「あにき…俺母ちゃんのこと守れたよ」とか何とか言って息を引き取っていたら「金太〜〜!!」ってなったんですが、あのまま死んじゃったとなると…うーん。
結局特攻隊云々は誠の見た夢で、金太はただ誠が信号無視して事故ったから死んじゃった…って風にも思える…ような…。
最後であれっ?って外されちゃったような気分でした。

あと、うちは読売新聞なんですが…テレビ欄の試写室!
「平和にどっぷりとつかっていたはずの二人が『愛する家族を守るため』という論理に絡めとられ特攻を決意する姿は不気味そのものだ」とか書いてありまして。
ドラマ観ながらも頭にその言葉があってあんまり入り込めなかったような。
もちろん、実際に「お国のために」「家族の未来のために」って思った人たちの気持ちを否定する、ってことではありません。
ドラマの中では最後に「飛ぶ」二人の決意に納得することができましたし。
それにドラマでは少しずつ福元少尉や岸田中尉に変わって行くっていうことだったし。
でも今私達と同じ時代を生きている若者があの時代に行って、最初は特攻を否定していたのに最後には出撃していくってやっぱり怖いかも…。
これから先日本で何かあった時に、みんな出撃しようって気になるのかな?って考えちゃう。

とかなんとか思いながらメイキング番組を見まして。
そしたら当時特攻隊を守る機に乗ってた方が
「今も昔も若者の心はそんなに変わらないから、実際そういう事態に陥ったら飛ぶと思う。でもそういう状況にさせてはいけない」
とおっしゃっていて、ああそっか、そこまで描いて欲しかったな〜と思ったのでした

しかし、「愛国」とか「宗教」とかを、前の時代の論理としては受け入れられても、同時代の人たちが持つ気持ちとして見るとちょっと構えてしまうってのはどうなんでしょうね…。
他の国から見たら変なのって思われるのかもしれないなあ。

剛ちゃんはかわいかったですね〜!!
金太あほすぎてうりうりしたくなる(笑)
兄貴のうしろをしっぽふってついて行った金太がいろいろな人に触れて自分の決断を下す様がまたかっこいい。特攻服のゴーグルは激しく似合ってなかったけど…

でも名前が「金太」って。
私最近オトセンをDVDに落としてまして、犬調教の回を見たばっかだったので頭の中で

「きんたおすわりきんたおすわりきんた○おすわりきんた○おすわり…」とか
「よーしきんたいいこいいこ、ブサイクブサイク」とか
「きんたは嫌われ者だなあ〜」とか
「きんたに集合!」とか

たくさん思い出してしまってちょっと笑ってしまいました。

ぐっさんとのコンビもいい感じでしたね。
あにき〜!!が頭から離れない。兄貴大好きな金太かわいすぎる。
ラスト・プレゼント」の20世紀少年も目指してたなM-1。さすがテレ朝!