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燈色の星

@ザ・グローブ・プロジェクト「燈色の星」を観てきました。
客層はどんなもんだろ?と思ったんですが、ジャニファンというよりかは関係者(身内)が多かったように思ったんですが、実際はどうだったんでしょうか?

ストーリーは西鶴の好色五人女と芥川の地獄変を元にした話ってことで、キイワードは火事。
火事場で出会った男に恋をして火事を起こす妹と、地獄の絵を描くために火事場でも筆を離さず、火あぶりになった妹の姿をも絵にする兄。
この兄妹の話が軸となっています。

とにかくみんなアツイ!若さ迸ってました(笑)
普段「学生演劇」っていうと、席も長椅子とかパイプ椅子で舞台も普通の床って感じなので、やっぱりグローブ座は立派だ…と改めて思ったり。
学生用の施設や部室などを使ってやる公演だと高さのあるセットが使えないと思うのですが、今回はセットによって作られる高低差を利用して色々やってたから演出とかも楽しかっただろうな〜と思いました。

演技も、オーディションで集めただけあって「あれっ?(^ ^;)」って人はいなかったように思います。
「戦隊ものイケメンヒーロー第一話」みたいな感じの人が時々いたりもしたけど(笑)
特に火事を起こす妹(お華)が惚れる六郎さんはかっこよくて演技もうまくキャラも魅力的だったので、終演後はそこかしこから「六郎さんは…」「六郎さんが…」ときこえてきました。

でも正直、六郎の出番はばっさり切っちゃってよかったんじゃないかなあ…と思った。
六郎を好きになり、「自由になりたい!」と言い火付けをするお華が最後には火あぶりにされながら
「お兄ちゃんに私の絵を描いてもらって嬉しい。それだけで良かった。さあ描いて!」
と笑っているのがどうも…六郎さんの立場は?みたいな(笑)
魅力的なキャラクターだっただけにね。
ここはもうもっと兄妹の濃いドラマにしてしまっても良かったのではないか、なんて思ったのでした。

お華ちゃんはかわいかったなあ。まだ1年生ですって!
演技が黒木メイサに似ていて、「メイサ…」と思いながら観てしまいました。
初々しかったです。

岡健さんは兄妹をそそのかす地獄の獄卒の大ボスみたいな感じでした。
あんまり近くに来てくれなかったけど(笑)やっぱかっこよかった!
熱い学生達の中で、場慣れしてるっぽいところが役にも反映されてたんじゃないでしょうか。
銀髪で悪役〜な感じのかっこで、マンガから抜け出たみたいでした。
木魚叩いててびっくりしたよ。

この獄卒たちが面白かった、というか熱演でした。
ただのアンサンブルじゃない熱気を感じました。
この舞台の迫力を支えてたのは獄卒たちだと思います。
最後の方(お華の独白シーンかなんかだっけ??)で、獄卒達が動きを止めるところがあるのですが、
目の前で止まってた人の汗がぼたぼた垂れてて驚きました。
最初よだれかと思ったくらいに垂れてました。
終演後、席を立つ時に舞台を見たら汗がたまってました。すごいなあ。

いろいろ可能性を感じられる舞台だったと思います。
とりあえず3年間は続けるそうなので、この先も観に行きたいな〜と思います。
あ、次回はぜひともプロジェクトにかかわってる人の所属サークル明記してほしい!とアンケートに書くのを忘れた…。