Creators' Junction vol.3

昨日、っていうか日付的にはおとといですが、放送作家の人たちのイベントに行ってきました。
ゲストが大根仁さん、そーたにさんで、主催も第一線で活躍されている放送作家さんたち。
大根さんのブログに書いてあって、「六本木だし(?)、聞いたことない集団だし、大丈夫かな…」と心配しながら行ったのですが、これが面白かった!!
何も考えずに笑えるところあり、いろいろ思うところもあり。
とりあえず、「北の国から」をちゃんと観ようと思いました(笑)
正直1回も、ちゃんと観たことがなかったんです。

さて、ほとぼりが冷めた(?)頃に、Creator's Junctionで出てきたジャニ話↓
ブイの話もキンキの話も、全然なかったんですが…

「今まで一緒に仕事をして、すごいと思ったタレントさんは?」という質問で
いろいろな方があげられていたのですが、その中で出てきたのが翔君。

「嵐の櫻井君の、NEWS ZEROはすごいよね。
 もしかしたらカンペがあるのかもしれないけど、
 あれだけ堂々とキャスターできるなんて普通は無理」
「他の番組で一緒にやった時こともあったけど、
 ロケで地元のおばあさんとかと絡んでもまったく嫌味を感じない。」
「なんでだろ?慶応だから?」
「嵐は今すごいよね」
「みんな"嵐見たい見たい病"にかかってる!」
→嵐見たい見たい病について詳しく聞きたかった…

大根「昔、ジャニーズJr.の演技実験場みたいなドラマをやってたんだけど」
「CXのやつだ!」
大根「いや、NTVの『怖い日曜日』って番組」
「『演技者』だと思ったでしょ」
演技者。はやはりそれなりに浸透してたのかな〜って思いました。
 大根さんは結局「室温」の思い出を振り返ってくれないのか!?
 
大根「当時、ジャニーさんが
  『おとといゲームセンターで声かけてきました』って感じの少年を
  毎回連れてきて」

「YOUだ!」
「YOUやっちゃいなよだ!」と周りからツッコミ(笑)

大根「その時も自分の車で3人くらい連れてきて
  『カントク、どれか良さそうなの選んで使ってよ』っていうけど
  どの子を使ったらいいのかもわからなくて、とりあえず
  『じゃあ君たち、ジャンケンしなさい。勝った子がこの回の主役ね』って
  ジャンケンをさせたら、勝って主役になったのが赤西仁だったんですよ。
  やっぱり、そういう運を持ってるんですね〜」

→仁、さすが・・・!
 ここぞというところで、運を引き当てられる人、うらやましい
 しかし、翔君の話からの流れだったので「絶対今の話櫻井君の話だと思ったよ!」とツッコミが入ってました(笑)


そのほか、印象的だった言葉など…
「今のテレビマンと、昔のテレビマンの得意なところ・苦手なところは?」といった質問で(ちょっと違ったかも)、答えたのはそーたにさんだったかな?

「今のテレビマンは、10%とるのがうまい。
 昔のテレビマンは、20%とるのがうまかった」

と言ってました。
友人とも話しましたが「まじめで優秀な人間が増えて、型破りな人間が減った」というのは、なんとなく「今」の自分達の実感としてもあります。(全然テレビマンじゃないけど)
ていうか、型破りな人ってあんまり受け入れられないしね〜。
TV局が採用する人材が…っていう話も出てましたが、これだけコンプライアンスがどうの言われてたら、いい人材がいたってなかなか難しそうな気もします。
著作権・肖像権もめんどくさそうだし。
コンプライアンスもそうだけど、ネットが普及したから顕在化して神経質になってる部分は大きいんじゃないか?なんて…。
何でもかんでも規範があるのは、仕事をスムーズに進めるためには必要かもしれないけど、やりにくさもたくさんあるだろうな、と思う。

それから、番組が迷走する時の話。
調子が上向きの時は、不思議と問題もなく進むんだけど、下向きになってくると途端に怪我人が出たりすることがあるらしい。
加えて、企画が迷走しても止められない。
「なんでああいう時って、迷走してるってわかってるのに舵がとれないんだろうね〜」
としみじみ言ってるのを聞いて、私はなんとなくガコイコのことを思い浮かべてしまいました。

ある意味、この人たちが作っているのってすごくジャンクな娯楽なんだと思う。
短時間で、大量に消費されるようなものです。
でも、そこにガンガン情熱を注いでいる姿が、かっこいい。
アートがえらいと思う人もいるかもしれないし、真実だけを見せなきゃいけないと思う人もいるかもしれないけど、こういうかっこ良さもいいな、と思いますよ。

広告批評も読んで(隣の席の人が毎月買ってるので貸してもらった)
私にとってTVってなんだろう?って改めて考えてみたんですが、
私の記憶の中に強く残っているTV番組って

・昔見てたアニメ(セーラームーン、ママレードボーイなどなど)
・TV探偵団
ウリナリ
・ジャニーズの出てたバラエティやドラマ

なんか、人生で観てたTVのほぼすべてをジャニが占めてるんじゃないか!?っておもってきた…。
なんなのこれ…
流行ってる芸人とか、話題の歌手とかは、ほぼガコイコ・しんどい・兄弟・VVV6で知識を補ってる(た)よ。
俳優さん女優さんは、ジャニドラマ・ジャニ舞台で知る人ばかりだよ。
自分でびっくりしました。
もっとTV見よう…。

しかし、あの場にいた人もみんな、何らかの形でジャニーズに関わっていたのである。
そう考えると、「ジャニーズってなんなの?」って、私がずっと不思議に思っていることを、彼らを動かす?側の方たちに聞いてみたかった。
ムリだけど…。

実際に、出てきた大根さんを見て
「室温」の1話がはじまった時、「トニセンが少年タイヤに出る♪」と思ってうきうきしてTVの前で待機してたら、「僕の未来は〜火葬場の灰〜♪」って不気味な歌が流れて、本編始まっても歌が流れ続けてしかも歌ってる人たち(たま)が出てきて、「何だこれ!」って衝撃を受けたこととか、
2話の録画に失敗して、半泣きで放送が遅れている地域の祖母に電話をかけ、「この日のこの時間に録画して!」とたのんで、「絶対VHSで録ってね!」って念を押したのに8mmテープが送られてきて、がっくりしながら画像の荒い2話を見たことや、
最終話の予告にぞくぞくしたことや、
近所のCDショップに、インディーズレーベルから発売だった室温のCDを予約しに行って苦労したことなど
あれやこれやが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。

なんてったって、17歳だったんです。
もちろん、こんなに夢中になったのはトニセンありきだったんですが、なんだか新しいドアがそこにあったような気がして、6週間ずっとドキドキしてたのを思い出しました。

トークイベントの内容も面白くて、ちょっとですがJの人の話題も出てきたので、大丈夫そうな範囲で紹介したいなと思ってたんですが、「私と室温」みたいな感じで力尽きてすみません。
気力があったら、明日…
ウルトラDVD届いちゃったから、たぶんていうか絶対観ちゃうけど。


デリパンダ
デリパンダも観ます!