東京文化発信プロジェクトとかなんとか

「監督対談」というトークイベントに行ってきました。
野田秀樹と古田元監督?(野球の)の対談です。
とても面白く、興味深く、また「話うまっ!」って感じの対談でございました。

心に残ったこと

・パイパーで声が出なくなったため、セリフを変更した野田さん
・最近の若者論
・表現とは一歩先へ踏み込むこと
・東京と大阪の間にもある劇場文化の差
 (でも、大阪にはその分お笑いの劇場があるような…)
・東京にオリンピックを招致しようぜ!

特に、東京でオリンピックは…もうあからさまにおしてましたけど(笑)
IOCから「東京でオリンピックやって欲しいですか?」って調査がきたら、「ハイ!」ってこたえてください!とのことでした。

みんなオリンピックが来たらすごく盛り上がるくせに、招致に積極的になるわけじゃない…という話があったので、公演が終わったあと酒を飲みながら私は主張した。

「私は別にオリンピックを招致するような運動を起こそうとは思わないが、結果としてオリンピックが来ようが来まいがそんなに盛り上がらない、というところは変わらない。逆に、ジャニーズに関しては普段から盛り上がってるし、コンサートがあったらもっと盛り上がる。一貫してるよね〜」

そんな私に、友人は、一貫しすぎなんだよ!とつっこむ。

友「他人からは多趣味に見えるけど、根っこが同じすぎる!全部ジャニにつながってるじゃん。他の根っこはあるの?」

いや、演劇はちょっと他の根っこだと思うから!割と単独で好きだから!と弁解したのですが、更につっこむ友人。

友「ほんとに?演劇を見て思ったことを、ジャニーズを考える時に使ってないと言えるの?」


ぜ、絶句・・・・・・いえない!!!

なんでわかったの!?すごい!と言って、思わず手を握ろうとしたら、「その事実に悲しめよ!」と言われたのでした。
いやーでも、そこまでずばりと言ってくれる人もなかなか貴重じゃん。

いやいやいやしかし、よくよく考えてみれば、ジャニファンになる前…小学生くらいの時から劇を見るのは好きだったし、演劇クラブだったし、物心ついたときから手放さないのは本だし。
自分の趣味のルーツをたどろうとするとなかなか難しい。
今何を見てもジャニーズについて思いをめぐらせてしまうのは確かですが…。

そんな友人は少女漫画が好き。
しかも「メジャーでもなく、マニア向けでもない消耗品」が好き。
コンビニとかで売ってる、広辞苑みたいにぶあつい、読みきり作品ばっかり載ってる少女漫画雑誌をまじめに毎月買ってる人なんて、大学に入ってはじめて遭遇した。

この友人が「○○(共通の友人・漫画家志望)が好きなのはアロンアルファだけど、私が好きなものなんかセロテープだよ。本当に、消耗品」などと言うので、

「私だって、自分はスティックノリが好きだと思ってたのに、いつの間にか握ってたのは米で作った感じの糊だったよ!!」と叫んだら、すごい手作り感!と言って笑ってくれたから、良かった。

大学の時の友人たちはみんなちょっとずつ変で、どうでもいいことに尽力したりして、妙に研究意欲がある。
ものの見方が基本的に似てる、でもちょっと違う…という、差異が面白いです。