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ZORRO THE MUSICAL@日生劇場(2011.01.22 12:30〜)

ゾロザ観て来ました!本当にかっこよかった…。

まず坂本さん関連でおおーっと思ったのは、身体づくりと歌声。脱いだときの上半身たくましすぎて眼福でしたわ…。なんか、坂本さんの筋肉はなまなましいですね。山ピーとか東さまとかは「美しい〜」って見ていられるんだけど、坂本さんはなんだろう?労働者の筋肉とかそういう感じがします。ぜったいジムで作ってるはずなのに。日サロ効果かなあ。肌の質感とかアラフォーぽくてぐっときますね…。熟している!
お歌に関しては、今までの坂本さんだと、キレイに整いすぎて力強さに欠ける部分があるのではーと思ったりしてましたが、裏切られた!って感じです。包み込むような低音も、感情を込めた強い部分も、引き込まれるばかりで。使い込んだ楽器みたいな深い歌声でした。どんどん進化する。

以下ネタバレ含みます。


フェンシングは、ちょっぴり物足りないかなー。けっこう、フラメンコとかアンサンブルさんたちのシーンが多く、まあそれもいいんだけど、もっと「ゾロすげー!!」ってところが見たかったの。ヒーローなんだから。なんかこう、「ゾロキター!!」感がもっとほしいのです。途中から「なんでこの人ゾロの変装してるんだっけ…」とか思っちゃった。ゾロ/ディエゴがもっと立つようになってほしいのですが、シーンとしてはアンサンブルさんたちのフラメンコのが強かったりして。「赤が良かったのに」ってゾロの衣装について不満を述べるディエゴとか、ガルシア軍曹に女の口説き方を教えるディエゴとか(小さい頃はあんなに優等生ぽいのに!)、ショーでマジックを披露するディエゴとか、楽しいシーンはたくさんあったけど、「ゾロかっこいいいいい」ってシーンがもっともっとほしかったな。欲張りですか?

ちょっと関連して、お話の方もシーンがブツブツ切れてしまうように思えて、流れをとらえづらいなあと思うところが多かったですね。舞台も時代背景も日本人に馴染みがないので、話の流れまで切られちゃうとツライしもったいない。けっこう、出てくる人たちも行動がよくわからず「ラモンさま、ディエゴとルイサに逮捕状出してたのは結局もういいんかい」とか「ルイサ、自分で洞窟にいくとか言ってあっさり戻ってきた…」とか「ディエゴはなんでオカマちゃんみたいになってるんだっけ?ゾロになってラモンさまの部屋に忍び込むくらいなら始末しちゃえばいいし、ディエゴでも信用されてるなら隙をついて殺してしまえばよいのでは…」等々、まあわかるっちゃわかるけど、な行動が気になってしまった。いっそ滝沢革命くらい支離滅裂なら気にならないんだけど。ゾロにならなくてもいいんじゃ…って部分は根幹にかかわるし、気になると萌えづらいので困るよ!

なんかよくわからなくなってきたのでおさらい

  • ディエゴはなぜオカマちゃんキャラなのか?

ラモン様を油断させて探るため。
何を探るんだっけ?なんのために?「民衆は苦しんでいてディエゴが帰ってきたら歓迎するだろう」とか言われているんだから普通にかっこいいディエゴとして戻ればいいのではないかと思ったけども。ラモンのことを信じてたとかそういうのなんだっけ…。途中からは、生きてるという父親を探すみたいな目的もあったと思うけど、それらの情報だって別にディエゴが探したわけでもなく、ラモンのそばにいるメリットなくないか?

  • ゾロは何をしているのか?

民衆を救う。
でも絞首刑から助けられた人たちとか、そのあとどうするんだろ?原作のゾロは、強欲な金持ちから奪った金品を貧しい人に配ったりとかしてたみたい。ミュージカルのゾロは、なにやってるのかよくわからんからテロリストみたいなイメージだった。


なんとなく自分の疑問点というか要望がつかめてきました。つまり「ディエゴがオカマちゃんキャラでラモンを油断させたり周りの人から白い目で見られたりしながら手にした情報により、ゾロとなって誰かを救う!」というシーンが足りないんだ!!!

このワンエピソードあるだけで、ぐっと「ゾロキターーー」感が増すんじゃないかなあ。というか、私がそういう場面が好きなだけかも!でも、脚本も演出も日本側でこれから自由にできる舞台じゃないからねえ。ちょっと残念。

でも、どの出演者のパフォーマンスもすばらしく、ひとつひとつの場面の仕上がりは圧巻です。坂本君は、「自分はラテン系じゃないので…」とか言ってたみたいだけど、ものすごくはまってると思います。本人がもともと持ってる雰囲気とマッチしている。マントと仮面セクシー。ひげパーマかっこよすぎる。もっかい見たいなあ…。