Forever Plaid感想(全曲分)

不慮の事故で全員亡くなってしまった4人組のコーラスグループが一晩だけよみがえり、ショーを行って成仏していく…とひとことで表せるこの舞台。複雑なストーリーや大きなどんでん返しがあるわけでないので、作品を楽しめるかは出演する4人のキャラクターとパフォーマンスにかかっているという点、アイドルのコンサートにも似ているなあと思いながら観劇しました。


志木でプレビューを観たときには、ほとんど歌だけの構成に「なぜこれを博に…」と思ったのですが、見るたびに好きになっていくのはこの舞台のつくりだす優しい空間が恋しくなるからかもしれません。4人はそれぞれ弱点を抱え、生まれながらのスターではなく、女性にもてるわけでもない。でもメンバーのことを大切に思っていて、努力していて、誇りを持って歌っている。みんなよくにこにこと顔を合わせてるのがかわいくて〜!! こういうかわいさもアイドルっぽい。博の歌声は、他の人に比べたらちょっと物足りないところはあると思うんですが、うまくはまった時は個性的な味になっている…と思います。


歌は1950年代のアメリカ流行歌を中心に構成されているので、最初はちょっとハードル高いです。覚えられるとより楽しいから、2回以上観に行くのを推奨したい…。ぜんぜん退屈するところがないセットリストなので、楽しいかわいいを存分に受け止められて、でもやっぱり既に死んじゃってる人たちだから、根底に流れる諦念のようなものがあって。ちゃんと生きてる? って問いかけられるような気持ちになります。これはまた、死者だけでなく誰かのかなわなかった夢への供養となる作品なのかもしれません。

青山劇場での追加公演が決まったのもめでたい! とても楽しい作品なので、売れ行きが好調だったり、観に行った人がよかったって言ってたのかなあと思うとうれしいです。


続きで全曲分感想書いてるけど、基本的にかわいいしか言ってない…。



一応メモ:フランシス(川平慈英)、ジンクス(長野博)、スパーキー(松岡充)、スマッジ(鈴木綜馬)ね!

Deus Ex Plaid

客席から出てくる4人。海外版もショボーンって言ってるけどどういう意味なんだろう…?

3つのコイン / Three Coins In The Fountain

この歌聞くとなんかSHOCKがはじまりそうな気がしてしまう…輝きの日々と似てる〜。コインが泉に落ちる音がかわいい歌です。歌に入る前にスパーキーがジンクスのタイを直してあげるところが良いですよね。

二つに一つ / Gotta Be This or That

割と一瞬で終わるけどかわいい歌ですよね。白かく〜ろか! この曲の前に小声で「次、なにやるの〜!」って言うジンクスかわいい。

罪な女 / Undecided

スタンドマイクにノリノリで歌う姿がかわいい〜。来るはずが来ない♪っていうのはDVDやチケットが来ないときに使えそうな歌です。途中の早口のところの博があぶない。笑

あふれる思い出 / Moments To Remember

ジンクスソロからはじまるうえに高音が光りまくる1曲。日本版ジンクスの甘い声によりかわいらしい歌となっております。最後の音がいつもちょっとどきどきします。

君に夢中 / Crazy 'Bout Ya Baby

トイレのスッポンを使って歌う曲。このときにジンクスとスパーキーがスッポンを手の上に乗せたり、お互いをつついてちょっかいかけたりしてるのがかわいいです。そしてどんどん客席の手拍子が手慣れていっている。曲終わりのジンクスとスパーキーの兄弟喧嘩のぶりっこっぷりといったらないです。口をとがらせて「スパーキーだって歯の矯正が恥ずかしくて女の子と全然しゃべってないもんね〜!」と兄をなじる41歳よ。

秘めた想い / No,Not Much

ジンクスがいつも入りを間違える曲です。「そうでもない♪」のあと顔を見合わせて歌うのがかわいい。さっきからかわいいしか書いてない。ジンクスソロパートの「フーレーアーエーバートーキーガートーマールーヨー♪」が一生懸命歌い上げすぎてにじみ出る子役感すごいのですが、そのあとの 4人「会えなくなっても平気さたぶん♪」ジンクス「いや」の一言が急に激甘包容力ありすぎてどきどきです。ギャップすごいです。この曲も最後の音が高すぎて不安だったのですが、出るようになってきていてうれしい。高い音すぎて劇中でもジンクスが鼻血を出してしまいます。ほかの3人がわーってむらがってくれてかわいい。

ペルフィディア/Perfidia

曲前トークはスマッジ無双、曲中はスパーキー無双です。スパーキーソロになるとソフィアの雰囲気になる。「アミーゴ! アミーゴ!」「サグラダファミリア住みてえな〜!」「アントニオガウディですか! 元気ですか〜!」と客席に話しかけまくっていてかわいいです。「タッター」って、プロデューサーズにも出て来たのですが、ミャンマー語で「さようなら」なんですね。「タッター」「チャオ」「サヨナラ」のジンクスがもう全部かわいい…手の振り方がアイドル…。

涙 / Cry

「うわ〜〜うわ〜〜〜♪」これもジンクスメインの曲で、個人的には一番手に汗にぎるやつですね…。腰を揺らしながら歌い上げていく部分の力の入りよう…か、かたくならずに、なめらかにやってもいいんだよ…! でも最後のあたりは太く声を出しているので「できんじゃん!」と思います。この曲の前のトークの鼻ティッシュ騒動がどんどんエスカレートしていて楽しい。

16トン / 16Tons

スマッジの低音の響きがあまりにも豊かで…ジンクスとフランシスのむきむきダンスも大好きな曲です。体のすみずみまで筋肉で制御している感じのダンス、似合う。気持ち前かがみに手を差し出す姿がアメコミのような力強いシルエットで良いのですよ。さっきまでのかわいい子役ジンクスと全然違う。

チェーン・ギャング / Chain Gang

フランシスはなんでも安定感があるなーと思います。ウッ! ハッ! って鎖をぶったたくジンクスに釘付けです。でもチェ〜イン♪って高音ではもってる声はsweetで、ジンクスとスパーキーが階段に体育座りで揺れながらのっていてかわいい。

The Plaids' Catering Medley

名刺ほしい…。もちゃもちゃしててかわいいです。

シー・ラブズ・ユー / She Loves You

これもジンクスけっこうメインで声聞こえるんですけど、だんだん安定している。

ドリーム・アロング・ウィズ・ミー / Dream Along with Me

新聞記事を読むジンクスについての既視感…プロデューサーズのレオも読んでたから…。「いつの日にか君もなれるぞスター♪」もちょっとだいぶレオのことを思い出しました。

マジック・モーメンツ / Magic Moment

ワンフレーズだけだけどけっこうすき。口笛かわいい。

mama loves mambo-song

胸のあたりで手をひらひらさせてるジンクスかわいい…マンボかわいい…。右へ左へ♪の手の動きが正確なあたり、歌いながら手の振りをやるのに慣れてるジンクスです。

シング・トゥ・ミー,ミスターC / Sing to me Mr.C

ペリー・コモに扮するジンクスがトニコンの大御所先生にしか見えない件。

流れ星をポケットに / Catch A Falling Star

「君のポケットに〜♪」ってジンクスの高音が頭から離れない…。

バナナ・ボート・ソング / Day-O

これ唯一もともときいたことある曲だったかも! いろんな動物のフランシスと、猫? マングース? のスパーキー、どちらも器用です。

キングストン・マーケット / Kingston Market

なんか優しい歌で好きな感じ。

さらばジャマイカ / Jamaica Farewell

キングストン・マーケットと混じりまくっていつの間にかこの歌になっている。

マチルダ / Matilda

(⊃^o^)⊃ トン ⊂(^o^⊂) ズラ┏(^o^)┓こい (∩^▽^∩) たっ ひたすら楽しい! ジンクスが木琴たたくところもひやひやするのですが、神奈川ではちょっと失敗してて4人とも笑っちゃってました。あおられる部分は、なんだかんだで「ジャニーズファン!」が一番声出ているのでびっくりします。ジャニーズってすごいんだな…。

身も心も / Heart and Soul

スマッジのピアノがもうかっこよすぎて、そうまさん担になりそうでした…。途中で別の曲入れて来たり、お客さんのリズムに合わせて伴奏変えたり、乗って来たら音を増やしたり、ガチでうまい人だった。客ageもトニコンを思い出して懐かしい気持ちになりました。シャイなはずのジンクスがベテラン然として客いじりしているので、「ここは博なんだな…」と思いながら見ていますよ。博が、選ばれたお客さんの出身地の名物を答えるやりとりは定番化していくかもですね。

スペインの女 / Lady of Spain

私の中で物議をかもしている「日曜の夜の静寂」。ジンクスとスパーキーは連れ子同士の再婚のようで、家庭はうまくいっていなかったみたい…というシーンなのですが、ここで説明される「儀式」って? 松岡充さんも「アメリカの社会問題からくるバックストーリーがある」と言っていたので、何かあるんだろうなあと思っているのですが、海外版を見るとそこまで深刻そうじゃないので、なんなんだろう?


ジンクスが真ん中で歌い続け、そのまわりでほか3人が矢継ぎ早に芸をしながら「エド・サリヴァン・ショウ」の再現をするといういそがし楽しい曲。これジンクスも参加してほしかったな〜! ずっと歌っててかわいいんですけども。この曲自体は1930年代のものらしいんですが、何周かまわってるのかちょっと今っぽい歌。最後ロングトーンで歌い上げるジンクスがんばってるよ〜〜!!

勇敢なるスコットランド / Scotland The Brave

エド・サリヴァン・ショウの後の3人MC(休憩)タイムもちょっとずつ長くなっているような。神奈川ではスマッジが寝転がって、その上にフランシスが重なって、スマッジが「おもいよ〜!」って言ってて…なにこの50代たちかわいい…。うやうやしく布持ってくるジンクスキュートなんですが、「ラン…ラン…」ってコーラスが力強すぎてなんか面白い。あごを引かないで気持ち上を見ながら立ってるんだけど、頭からのフェイスラインがすごくきれいなんですよね。改めて発見。

シャングリラ / Shangri-La

求めていたプラッドタキシードを着て歌う姿…ずっと見てると、じーんと来るんです。コーラス高すぎてずっと心配だったけど良くなってた〜。

文無し / Rags to Riches

また来るスマッジ無双…スマッジ担になっちゃうだろ…。ここらへんはマッシュアップされててシャングリラと一緒になってる感じ。歌い終わったあと、「最後の曲にいきたくないよ…」って言うスマッジ、はわかるんですが、スパーキー「終わって良かった」ジンクス「ほんとに」のところ、どう解釈したらいいんだろう? ぶじに、ショーが終わって良かった…ということなのか。毎回気合い入れて聞いてるんだけど、いつもうまく解釈できません。4人の物語見たいよーと思うけど、最後は死んじゃうんだよな…。

愛こそすべて / Loves is a Many Splendored Thing

集大成のような曲で、4人でむきあって歌い始めるところが好きです。ジャケットはちゃんと4人の顔が印刷されているの。

カーテンコール

ここも4人のあいさつが長くなっていってかわいい〜。みんなしゃべるから、博が末っ子感あってにこにこしてるのがかわいいです。バラエティ番組とか出てくれてもいいのに〜。


書いてるうちにだんだん疲れて来たからのちのち追加していくかもしれない…。