【プレゾン感想】PLAYZONE ’89 Again

プレゾンのビデオをあさっていた際、少年隊ファンの方々の全作解説にかなり助けられたので、私もトニ担視点で1作ずつメモっていきたいな〜と思いました。トニセンが出ている’89〜’00の感想をまとめていきたいと思います。
 
1989年の少年隊は、成長具合と若々しさがちょうど良いと思うのですが、時代としてはすでに光GENJIに移っていたころなのかな〜と。ちょうど、平家派が解散になりそうなあたり。SMAPもデビューしてないとはいえ既に結成済みだったようですし、かなり前のできごとに思えるけど、実際そこまででもないのですね。
■ストーリー (感想のあとに全バレ版おいてます)
ゴッドの手違いで天国にいってしまったケン(植草克秀)。「アゲインシステム」により、別の身体になり使命を果たせば生き返れるという。病気の少女の身体に入ったケンは、ダウンタウンでジョー(東山紀之)、リュウ(錦織一清)と出会う。

 

■トニセンの出番
今回出演しているのは長野博(16歳)のみ。幻想のシーンに出てきます。なんだそれ…と思われるでしょうが、ほんとにそのまま「幻想のシーン」って書いてあるんです。この幻想のシーンだけ、構成・演出がジャニーさんとなります。長野さんを見つけるのはなかなかむずかしいのですが…DREAM GIRLSに入る前、ハットを持って整列から横一列に移動するところで一瞬アップに。その後は動きをたどればなんとか。横一列になった時は、上手から2番目にいます。白ハットと白タキシードがかわいい〜。DREAM GIRLSに入ってしまうと、途中でいなくなります。うまいのか、存在感があるかと言われるとよくわからないながら見た範囲内では一番かわいいよねと思ってるんですが、ひいき目かな…。
 
もういっこ、19timesという曲では途中からJr.たちがマイクを持って克ちゃんセンターで横一列になります。そのとき克ちゃんの右隣(上手から3番目)にいるのが博かと思われます。歌ってるときの動きが今と一緒!!*1 あと多分、出て来ている人数的にHOLD ON I’M COMINGの最後(手をくるくるするところ)とBaby Baby Babyの最初にもいるんですがこれはまったく判別できない。むりです。基本的には少年忍者がバックについているみたいです。
 
■1幕の感想

アゲインシステムにより女の子にのりうつった克ちゃんがヒガシさまにどきどきしたりニッキさんに惚れられたりする…という49ばりのなかなかとんでもない設定。別に女装とかしてるわけではなく、舞台上では克ちゃんだけどシルエットで女の子になってる〜という演出なのです。女の子になったからラッキースケベ! 的な展開がまったくないあたり、少年漫画ではなく少女漫画な話ですよね。私が見た範囲のプレゾンでは克ちゃんだけ立場が違い、東さまとニッキさんがシンメ的な関係性になっていることが多く…そういった場合の克ちゃんはセンターでガシガシ動くというより渦中の真ん中だけど一歩下がったヒロインポジションに近いので、女の子になってしまうというのもけっこう納得。

見どころはなんといっても、東さまとニッキさんが対決する「Let's Fight」でしょう。今もひきつがれる曲ですが、これを見ちゃうと他の人のは物足りないかも…。少年たちが対立しながら踊る曲は「急げ、若者」でもやってるけど、第三者が出てこないあたり、よりウエストサイドストーリーに近いと言えるかな。身体のすみずみまで神経のとおった東さまのダンスと、まるで体重がないようにしなやかなニッキさんのダンスがとても良い対比だし、セットの2階部分まで使用して上下で対立するのもいいんですよね〜。ヒガシさまのダンスは超人ぽくて見るだけでスゲーとなるのですが、ニッキさんのダンスは人じゃないような動きを軽々とこなすのでぽかんとします。なんだろ…悪魔っぽい?(ほめてます!)

 
2幕の感想
ここはなんといっても「幻想のシーン」です。急に3人が「ここでライブやろうぜ!」「おい、何見てるんだ」「小さな…光」「俺にも見える!」「俺も…」みたいな感じでショーに突入するんですよ。唐突だよ。これビデオだからなんかシーンカットされてるのかな? いやこのままだったということも十分あり得ますね…。
 
とにかく幻想のシーン、慣れ親しんだジャニーズコンサートの世界なんです! てかこれが源流になっている部分も多そうなので、当たり前といったら当たり前なのかもしれません。たとえば大階段で歌われる「DREAM GIRLS」は「JOHNNYS' 2020 WORLD」にもある演目です。さらに、この幻想のシーンに出てくる「フォーリーブスメドレー(サクセス・ストリート〜ONE STEP BEYOND)」「ビークルメドレー」が1994年KinKi Kids 1stコンサートとアレンジもほぼ一緒なんですよ!*2 あのビデオ、繰り返し繰り返し見てMDにも音声を落としていたほどでしたので、プレゾンで聞いた瞬間にぶわっと懐かしくなりました。ビークルメドレーもこれが本家なわけですしね〜なんか感慨深い。あと、忘れちゃ行けないHOLIDAY。こちらは、中村繁之さんが歌ってます。ジャニーズの歴史のなかでもあまり語られない中村繁之さん、私も申し訳ないことにプレゾンのビデオでしか見たことないのですが、ソロデビューもしてるんですよね…? そこらへんの人たちはけっこう謎だ。
 
まあそんなこんなでさんざんショーをやったあと、しれっと本編に戻り、やったー大団円! と思いきやヒガシ様とニッキさんが死んでしまうからびっくり…。やっぱり、人間の歴史の中には悲劇の方が多い*3からかな? てかそもそも、アゲインシステムで自分の身体に戻って来たのにさらに使命を与えるゴッドが鬼だし、克ちゃん使命をまっとうして2人の悩みが解決したのに死んじゃうし、克ちゃんが命を投げ出したら2人は生き返るし、どうなってんだ。ただ、最後に歌う「お探しのパラダイス」の切なさでなんか強引にまとめられちゃうんですよね〜。これ名曲すぎるのになんで今受け継がれていないんでしょう…。「ライムの香りが朝を満たし まぶしいほどの光が注ぐ」ここの出だしの歌詞とメロディーの甘酸っぱさ! Bメロの背後で流れるハープっぽい電子音、間奏のちょっとチェンバロみたいな鍵盤音も昭和の楽園ぽさ*4をかもしだしててたまらないんです。「あなたの恋は今も元気だろうか」からのドラマチックなメロディーライン、「ここがあなたのパラダイス 早くおいでよ P.S. I love you」とジャニヲタに語りかけるような歌詞…そんで、びっくりするくらい余韻なく終わる。たぶん最近作った曲だったらもうちょっとアウトロある。そんなもろもろひっくるめて良いです。少クラで歌おう少クラがだめならトニコンで歌おう。
 
■ストーリー (全バレ版)
ゴッドの手違いで天国にいってしまったケン(植草克秀)。「アゲインシステム」により、別の身体になり使命を果たせば生き返れるという。病気の少女の身体に入ったケンは、ダウンタウンでジョー(東山紀之)、リュウ(錦織一清)と出会う。ジョーにひかれていた少女の気持ちに同調する一方、少女のことが気になっていたリュウも恋心を自覚していた。少女姿のケンを追ってジョーの働く店で喧嘩をするリュウ。その頃、ケンは自分の身体の本当の持ち主である少女と対話していた。少女の生きる気力を取り戻したケンは自分の身体に戻ることができた。
 
自分の身体に戻ったケンがジョーの働く店・マミーズカフェに行くと、ダウンタウンを地上げしているMr.フォックス(安田伸)がマミー(角田淑子)から店の権利書を奪うところだった。ケンがMr.フォックスの家までついていくと、リュウとフォックスが言い争っている。リュウはフォックスの息子だったが、その強引なやり方に反発を覚えていた。ゴッドから「2人の悩みを解決する」という新たな使命を与えられたケンだったが、ジョーの弟分たち(中村繁之、少年忍者)がMr.フォックスの家に忍び込み、ヒロ(中村繁之)がリュウの手下を刺してしまう。その場の流れにより車で一緒に逃げるうち、歩み寄っていくジョーとリュウ。刺された手下の傷もたいしたことなく、リュウは父親のことをマミーズカフェのメンバーに謝る。心を通わせた3人は小さな光を見つけ、ショーの幻想を見る。
 
店の立ち退きの日、リュウとケンの言葉に心を動かされたMr.Foxがマミーズカフェを取り壊さないことを決定すると、みんな大喜びで和解する。そのまま3人はドライブに出かけたが、事故にあってリュウとジョーが死んでしまった。ケンはゴッドに頼み、2人の命を返してもらう代わりに自分が死ぬことを選んだのだった。
 
■セットリスト
・1幕

ケンのHard rock

Oh My God!

君は不思議(錦織)

ダーティー・ヒーロー(東山) 

Let’s Fight(錦織、東山)

恋はいつも(植草)

独り祭りの夜に(植草)

 

・2幕

Season

ゴスペルソング(角田)

まいったネ今夜

 

・2幕 幻想のシーン

DREAM GIRLS

My Dear Mrs.Las Vegas(錦織)

19times(植草)

キッチン!(東山)

サクセス・ストリート

踊り子

ブルドック

サマならサンバ

あなたに今Good-bye

あいつとララバイ

仮面舞踏会

ONE STEP BEYOND

どーしようもない(東山)

VEHICLE

DON’T LET ME BE MISUNDERSTOOD(錦織)

I WILL SURVIVE

HOLD ON I’M COMING

Baby Baby Baby

HORIDAY(中村)

 

・2幕 本編

お探しのパラダイス

まいったネ今夜

 
■キャスト・スタッフロール(抜粋)
ジョー:東山紀之
 
レン/大天使:柳沢超(少年忍者)
ヒデ/大天使(Wキャスト):遠藤直人(少年忍者)、古川栄司
タカ/大天使:正木慎也(少年忍者)
シュン/大天使:高木延秀(少年忍者)
ユウ/大天使:志賀恭伸(少年忍者)
 
Mr.フォックス:安田伸
マミー:角田淑子
大天使/用心棒:桝川譲治
大天使長:小林アトム
カズ/バンドメンバー:畠山和真
マツ/バンドメンバー:飯沼義仁
コウ/バンドメンバー:佐々木辰寿
ヒコ/バンドメンバー:坂根達也
 
企画:安倍寧
原作:平野美枝
演出:花房徹
振付:名倉加代子 ボビー吉野
幻想のシーン構成・演出:ジャニー喜多川
幻想のシーン振付:ボビー吉野

 

*1:間違っていたら恥ずかしい

*2:細かく違うところはありますが

*3:トニトニネタ

*4:でもこのプレゾンのとき平成元年だった!