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V6担がJUMP担に紹介してみた。第3回「楽曲~V6前編~」

24時間TVを記念してHey! Say! JUMP担の千紘さんとお互いの好きなグループを紹介し合っていたこのシリーズ。今回のテーマは曲です! 互いにおすすめしたい曲を10曲ずつ選びました。

※千紘さんの第2回はこちら

kagekina-replica.hatenablog.com


TOKIOKinKi Kids、V6の同年代3組はまとめてJ-FRIENDSというグループでしたが、この3組、実はそれぞれのスタンスで音楽を大切にしているグループなんです。TOKIOはバンドとして、KinKi Kidsは歌に磨きをかけ、V6はダンスミュージックにのって流行をおっかけてきました。なんてったってV6のデビュー曲が「MUSIC FOR THE PEOPLE*1ですから、MUSICがかなり重要であることは間違いありません。

しかし私は音楽というものにあまり詳しくありません。そこで今回はV6の楽曲たちをまとめた武井 六夫(ぶい ろくお)という一人の人間を仮定、歌詞や音楽の傾向を彼の半生に託して見ていくことで変遷を追っていくことにしましょう……。*2

今回は歌詞をすべて分析したわけではなく、大まかな流れを個人的に解釈したものです。歌詞の引用については、著作権上の引用ルールに基づいて行います。前回と同じく、また千紘さんからコメントももらいました。
ちなみに、ちょうど! V6のベストアルバム、『SUPER Very best』が発売されました。さらに、ジャニーズ楽曲大賞さんが「V6楽曲大賞」を企画されており、締め切りがせまっていますので、こちらもぜひ〜。日曜の夜までだよ!!

V6楽曲大賞1995-2015

トンガリ期(1995年~1999年)

六夫くん、中学生~高校生くらい。最初はとにかく電子楽器! ユーロビート命! チャカチャカした音楽がさいこーにかっこEジャン! コンクリート打ちっ放しの廃屋的なところでダンスするぜ!! といったノリです。好きな女もいるけど、それよりも飛ばなきゃいけないのは自分の空……(MUSIC FOR THE PEOPLE)。
しかし六夫くん、とにかくふわっふわしています。何がやりたいのかさっぱりわかっていません。

「何がやりたいのかよくわからない でも絶対何かできそうな気がする」(I CAN)
「まだこのてのひらにはなにもないけど なにもないところから夢はかなう」(いま!!!)
「たぶん見つかるよ ほんとのDream」(BEAT YOUR HEAT)
「僕だけに出来るコト 見つけたいよ」(Can do! Can go!)
「やってやろうぜBaby! やってやろうぜBaby! 結局何したいのか はっきりわかんないけど」(やってやろうぜBaby!)

本気で何も見つかってない! でも、これから探すんだもんね。更に少したつとヒップホップを取り入れたり、音がゆったりしてきて、WAになって踊ったり愛なんだと叫んだり、やたらパーティーをしたり(「Do IT」「DANCE!!」)と、仲間や恋を大事にしはじめます。たぶん高校生になったんでしょうね。ただずっと大人というか社会に対しては懐疑的であり、自分たちをわかってもらえない……という思いが根底にあるようです。

「もしも暗い明日を 大人が予言しても」(逃亡者)
「すべてを変えよう 平凡なんかはいらないから」(MASSIVE BOMB)
「押しつけだらけのGENERATION GAP ついてゆけない 僕らの時代なんだ」(GENERATION GAP)
「きっとみんな一人になると たまらなく恐くて 肩書きとかブームに 寄りかかるのか?」(Feelin' Alone)
「こう見えてけっこう頑張ってるんだ 顔に出さないだけなんだ」(翼になれ)

だいたい交差点ではイライラしたり駆け出したり、人混みの中落ち込んだり、文明社会の象徴・ビルをディスったり、大人になることに対しての不安と焦燥を抱いたまま、パーティーに明け暮れる六夫くんでした。
ここら辺の「反抗期」「焦燥感」は非常に90年代っぽいなというところもあり、おそらく平成 翔(へいせい じゃんぷ)くんのデビュー時と違う点なのではないでしょうか?

 

この時期おすすめしたい曲

  • BEAT YOUR HEART (アルバム『SUPER Very best』収録)

ユーロビート全開期の1曲。3枚目のシングルでほぼラップとは、かなり冒険してる気がします。あんまりラップはうまくないですが、今きいても気持ちがあがる。サビの「ナウゲッタチャーンス」のチャラさが光ります。

Rap楽しすぎる! ユーロビート武器にトンガってやるZE! っていうテーマをそのまま表したような感じが大好きです! いい意味で時代を感じる曲で、初期V6! ってイメージ通りの曲でした!! (千紘)

  • DO IT (アルバム『GREETING』収録)

初期コンサートの定番だった1曲。今聞くとちょっと古いけど、一時期のV6の空気をとてもよく表していると思います。90年代のパーティーピーポーだ!

ピコピコしたメロディとハーイエモーション♪がすごい耳に残る! 夜は男も女も~ってすごい歌詞だ…! 1.2.3.4.5.V.6! は高まりますね! ジャニヲタが大好きなやつ! (千紘)

リア充期(2000年~2005年)

六夫くん、大学に進学したのか、急にリア充めいてきます。あんなに大人に懐疑的だったのに! きっと真面目に進研ゼミやってたんですね!*3
まだ若干自分の道を探してはいるんですが、それまで繰り返し「何も持っていないけどなんかあるはず」と言っていた六夫くんが何か道だけは決まったっぽくなり、そこに向かって邁進していく明るく爽やか好青年になっています。きっと、大学デビューに成功したのでしょう。また、それまで電子音で尖っていた音楽は非常に軽めでポップになっていきます。

「傾斜90度の坂道だって もう駆け上がってかなくちゃ 本気出してかなくちゃね」(Life goes on)
「I WANT TO CHENGE THE WORLD 二度と迷わない」(CHENGE THE WORLD)
「飛び出せ僕らがRainbow 落ち込んでも 悩んだって問題ない」(情熱のRainbow)
「イカロスだって届かなかった(Rising sun) だけど笑って夢に向かって踏み出せ」(Gravity Graffiti)
「行きつ戻りつ それでもゴールまで やっぱこの道を行くだろう」(wonder world)

一方、社会のつらさに直面したりもしているようです。ただ大人や社会を批判するだけではなくて、自分ががんばんなきゃだめだ! と言い聞かせています。きっとバイトリーダーがんばったり、就活に苦労したりしたんでしょうね……。でもちゃんと就職して、社会人になれたっぽい。いきってる若手社会人の姿も見え隠れしてきます。

「雨に打たれて陽に灼かれ 僕は歩いていく」(羽根~BEGINNING~)
「夢とリアルの間 どうにか折り合いつけては 過ごし」(A・SA・YA・KE)
「自分だけが大変なんて 思う弱さ蹴飛ばすんだ つかみとるまで」(強くなれ)
「平成の 波にのまれ、流されたって 雨に打たれ、ずぶ濡れだって Come on!×3 握った拳を突き上げろ」(Hard Luck Hero)

恋の歌もだんだんバリエーションが出てきます。気難しい相手、遠恋*4などいろいろな経験を積んでいるみたいです。

「”多分あなたを好きにならない”拒絶の態度 First time」(Ride on Love)
「思い出の数が支える恋だから 結ばれた二人の糸が絶えることのないように」(愛のMelody)
「忙しくて昨日も すれ違うくらいしか会えなくて」(キセキのはじまり)
「昨夜君がねだったのは アロマオイルみたいな嘘」(Darling)

さらに、地元の仲間たちと少しずつ道が違っていく姿も見えます。東京に進学して就職したのだろうな、六夫くん。

「『そのうち会おう』と笑って手を振った 『そのうち』なんてもう ないことわかってる」(出せない手紙)
「いつか想像してた未来といまがすこし違っていたって」(Feel Your Breeze)
「ありがとうと言わせて欲しい たとえば何年経っても きっと変わらず僕はまだ 今日を覚えているよ」(ありがとうのうた)

ちなみにパーティーはまだやっています!(JAM JAM NIGHT) しかし摩天楼やビルを肯定できるようになってきた六夫くんは、やっぱり確実に大人の階段を上っています。

 

この時期おすすめしたい曲

  • Don't Stop the refrain (アルバム『"HAPPY"Coming Century, 20th Century forever』収録)

これは完全に恋人同士の初めての夜の様子を描いた曲なんですが、めちゃくちゃおしゃれに仕上がっていて、リア充の極みって感じです。大好きです。

オシャレ~!! キラキラしたサウンドが結ばれた夜の浮遊感を表現してるみたいですごくいい!! 素直な高揚感が歌詞やウォオオ♪ウォオオ♪に感じられて、大人ぶってなくて可愛い。これめちゃくちゃ好き! (千紘)

  • A・SA・YA・KE (アルバム『seVen』『Very bestⅡ 永続盤』収録)

爽やかさがカンストしている1曲! しかしどこか切なくもあり、夏の朝に聞きたいな~という気持ちになります。*5

大人の爽やかさがある。大人の朝焼け! 間奏の吹奏楽器が効いてる…。バラードだと皆の声がじっくり聴けていいですね。歌詞も、ちょっと苦い感情を交えつつも前向きなことを言っていて、六男くん、大人になっていってる…。(千紘)

ちょっとまた長すぎるので、前後編にわけます……。順調に大人になってく六夫くんです。

*1:ちなみに、作曲は秋元康。やすすファミリーだったV6

*2:すべってない? これ大丈夫??

*3:チャレンジのCMやってました

*4:愛メロ失恋説もありますが、これは遠恋の歌だと思っています

*5:作詞の方はタッキー&翼の曲をすごく書かれてますね