キンプリ(ジャニーズのユニットではない)を見てきたよ

キンプリといえば、ジャニーズJr.のユニットMr.King vs Mr.Princeだった我々の前に突如現れた別のキンプリ。そう、アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」。あまりにも話題になっていたので私も見てきました。なんかすごかったです……すごかったです(2回言った)。
見たときはわーっとなったけども、そのあとは意外とじわじわきいている感じで、ふと思い出したように「キンプリ」と検索をしたり、iTunes storeで曲を1曲ずつ買ってみたり、もう1回だけ行ってみようかな……と悶々としたりしています。
そんな気持ちをはきだすべく、行ってきた感想を書いておきたいなと思いました。勢いもエモさもまったくなく、まとまってもいない、本当に雑感という感じです。

キンプリとは? という説明についてはこちらの記事を。

kai-you.net

こちらも参考になりました。

jetstarmine.hatenablog.com

「プリズムの煌めき」という言葉

見に行った人が口々に「プリズムの煌めきにやられた」と言っており、またテレビシリーズでも「プリズムの煌めきを広める」という言葉が出てくるそうです。この言葉が、なんかいいなと思いまして。

アイドル好きとしては、やっぱり他の人から「歌うまくないじゃん」「ダンスもダンサーの方がうまい」「衣装や曲がダサい」等々言われ続けてきたわけで、友人たちとはよく「いやいや技術とは違うアイドル力的なものがあるよね!」「歌が下手でも、元気が出るのはアイドルだけだよ!」「このダサさがいいんだ!!」と慰めあっていました。だから、当時は笑われていた「アイドル力」的なもの(トンチキ要素も含まれる)が一周回って認められているどころか、積極的に評価されているなんて、良い時代だなあと思ったのでした。

もちろん「プリズムの煌めき」はアニメやゲームの設定ありきであって、ジャニーズにそのままあてはめられるものではないのでしょう。ジャニーズにはプリズム空間なんてなくて、衣装のマジックテープ技術に情熱をかけつつジャニーズJr.が早着替えを手伝っているだけです。でも歌やダンスの技術とはまた違う次元*1で「キラキラしてて幸せな気持ちになれるし世界が輝いて見える!!」パフォーマンスが存在していることを、今はみんなわかってるってことなのかな、と思ったんです。あのキラキラしたエフェクトやトリップする感じは、実際にアイドルを見ているときの感覚ととても近いですし*2

ジャニーズもこういうの何かほしいですよね、なんだろう「13月の輝き」とか…!? 舞台「ジャニーズワールド」では、「見る人の心を幸せにする、真実のショー」というものが出てくるので、近い概念なのかもなーとは思うんですが。
詳しい人にきいてみたら、「心のきらめきを失ってしまうと、プリズムジャンプも飛べなくなる」といった設定もあるらしい。ジャニワの場合は、「悲劇も見つめることのできるものが、真に客を幸せにできるショーをつくることができる」といった展開だったので、その違いもちょっと面白いです。*3

プリズムジャンプのジャニーズオマージュ?

プリズムスタァたちは「プリズムジャンプ」という技を持っているそうなんですが(ここらへんの認識があいまいですみません)、その名前が80年代ジャニーズのオマージュみたいなところ、ちょっと気になります。プリズムスタァというか、もしかしたらヒロ様関連だけなのでしょうか? 映画で「情熱熱風スターライトキス!」という技が出てきたところで、「そこは"せれなーで"じゃないの!?」とつっこみたくなりました。ほかにも最後の「スターライトエクスプレス」とか、それ川崎麻世が出演して光GENJIがデビュー曲「STARLIGHT」でプロモーション担当したミュージカル……!!となったし、検索してたら*4「絶対アイドル愛NG」は田原俊彦の「エル・オー・ヴイ・愛・N・G」? 「君にZOKKON 放課後フォーリンラブ」はシブガキ隊の「ZOKKON 命」!? と、次々とパロディぽいのが出てきた! 
私は割とにわかなんですが、ここ数年で少年隊や光GENJIのビデオを買ったり、フォーリーブスのCDを買ったりしてて、見てみると確かに昔のアイドルのドラッグ性はすごいんですよね。かつてはファンじゃない普通の人も熱狂して、そのあと一度「かっこ悪い」って今度はみんなが否定したようなものが、さらに今一周回って(一部でかもしれないけど)熱狂されているのかと思うとすごい*5光GENJIパラダイス銀河」「太陽がいっぱい」のアニメPVとか、最高ですよ。

あっ忘れちゃいけない、突然未成年の主張的なものがはじまったのも、V6ファンとしてはうれしかったです。

オバレ担がんばれ

これは完全に余計なお世話だけど、作中世界のオバレ(Over the Rainbow)担が荒れそうなところが気になります。ゴーストライター騒動、ハリウッド行き、メンバー脱退、新メンバー投入、本人たちは男子同士爽やかに仲直りしていても、ファンはやばいだろ……! ヒロ様は夢要素が強いけど、実は「プロフェッショナルな世界観をつくるヒロ様が好き」というファンが多そうだ。コウジはハリウッド行きの空港でフライデーされて学級会が開かれそうだし、カヅキ先輩のファンは意外とりあこでお花畑かもしれない、などと考えてしまいます。ところで男子プリズムショーは女性ファンに向けた要素が強いけど、女子プリズムショーにはあんまり男性ファン向けの要素はないんですかね? 

アニメ自体が流行ってる?

映画を観て設定を調べて詳しい人に聞いて、と完全にプリズムのきらめきにやられている感じの私ですが、これが3年前だったら、おそらく観に行っていなかったと思います。私が今だから観に行ったというのは、3つほど流れがあると思っていて、1つ目は、Twitter上でのクラスタの混在がどんどん進んでいること。これまで各々の世界で暮らしていた人たちがTwitterというひとつのツールを使うことで、いろんなグループの情報が混ざってきていたのですが、最近はさらにジャニーズ以外の情報もどんどん入ってくるようになっているように思います。フォローしている人が他のものにはまったとか、単純に情報がRTされてくるとかいろいろあると思うのですが。たぶん逆もまたしかりで、アニメからジャニーズに来たという方もいるだろうし、2.5次元とか宝塚とかバレーボールとかの情報も入ってくるし、大きな「オタク」というくくりでの潮流が、周りにできあがってきている気がします。*6
2つ目は、「アイドルアニメ」がたくさんあること。私の場合は、友人が「うたの☆プリンスさまっ♪」にはまったことで、「アイドル」*7という共通言語ができ、急速に交流が進むようになりました。CDを貸し合い、ライブDVDを見せ合い、カラオケで歌い合い……2次元アイドルが身近なものとなっていたので、キンプリの映画もすんなり「観に行こう」と思えたのかもしれません。
3つ目としては、私の周りでアニメ自体が盛り上がってるぽい流れがあること。業界の流れなどはわからないし、職場などではだいぶ違うので、あくまでも私の周囲の話なんですが。AKBやももクロが話題になりはじめた時のように、おそ松さんやキンプリが話題になっている気がする。第2専攻としてサブカルなど*8を嗜んでいたおたくが、二次元に行っている気がする。
個人的には年齢のせいか時代のせいか、圧倒的にハイになれるものや、露悪的であってもリアルすぎないものを求めてしまう気持ちがあります。だから3次元の持つ重さを脱ぎ捨てたアニメの表現が、最先端に見えているのかもしれません。「昔からアニメはすごいよ!」と怒られたら謝る。

ジャニーズもいいぞ

もはやこれがキンプリの話なのかよくわからなくなってきましたが、逆にジャニーズもよいものなので、2次元アイドルやプリズムスタァが好きな人もぜひおいでよ!といった気持ちもあります。テレビで見ているジャニーズは一般向けの部分であり、氷山の一角なのです。コンサートやステージで見るキラキラなトンチキ(ほめている)は、プリズムのきらめきととても近いところにあると思います。ジャニーズが円になり昇天していくサークルフライングや、タッキーが無限に増える姿、腹筋で太鼓、龍、薔薇のゴンドラ、自転車の前輪と後輪がジャニーズJr.(たぶん公道では禁止)など、ちょっと挙げただけでもすごく近いところにいるような気がします。2次元も3次元も自由に行き来して、プリズムのきらめきを感じながらJETでDOするLIFEなうできたらいいな、というところで結びとさせていただきます。

*1:もちろんうまいに越したことはない

*2:やばいこと言ってる気もする

*3:息をするように自然にジャニワと比べてしまう

*4:おたくなのですぐに検索をする

*5:こうやって考えると、おそ松さんも似たようなところがあるのだろうか

*6:しかしTwitterがなくなったらまた散り散りになりそう。そして若い子たちの間ではどうなっているのかわからない

*7:2次元3次元という違いがあるものの

*8:アイドルもアニメもサブカルだと思いますが、もっと狭義的なサブカル