さて!やっと終わるぞ!!これまでのはこちら。
みんなの夢
♪見果てぬ夢を(平野)
PLAYZONE '95 KING & JOKER(1995年/青山劇場) ※植草ソロ、錦織ソロ、東山+植草
PLAYZONE ’02 愛史(2002年/青山劇場)※錦織ソロ
PLAYZONE FINAL 1986-2008〜SHOW TIME Hit Series〜 Change(2008年/青山劇場)※錦織ソロ
ABC座 星(スター)劇場(2012年/日生劇場)
「夢」と書かれたどこでもドア登場。princeたちは通り抜けフープだったし、ドラえもん色の強いユメアイ。本当の幸せを忘れてしまった平野爺にヴァサが「おじいさん、そのドアに何が書いてあるの?」「夢…」「そのドアの先に夢がある。みんなの夢、心の叫びが詰まっているんだ」などというやりとりで扉をくぐる爺さん。ショウに戻って「見果てぬ夢を」。
「見果てぬ夢を」は、ニッキが作・演出を務めたプレゾン『KING & JOKER』のテーマ的な曲です。少年隊はみんな歌ってるんですが、基本的には錦織ソロという感じ。平野のソロが、ニッキソロばかりなのは、何か意味があるんだろうか。ニッキさんみたいになって欲しいのかな…。
・Princeの夢
ここで急にみんなが夢を叫び始める!どういうこっちゃ!今までのジャニワなどでも「!?」という場面はたくさんありましたけど、過去最高かもしれない!なぜこんな現実的な感じに…??安井&優斗さんによるとジャニーさんは今回、自分の言葉に変えていいからねってよく言ってたそうですが*1、「変えていい」ってことは基本は台本にあったセリフなのか、そもそも話し合いながら作ったのか?
・Love-tuneの夢??
真田「なぜ人は傷つけ合う?」
顕嵐「ぜ〜んぶ自分に返ってくるのにな!」
諸星「なあ、あの2つプロペラのついたヘリが落ちたらいくら損するか知ってる?」
長妻「俺が竹槍で落としてやるよ!ヒャッハー」
萩谷「…お前まともか?」
森田「まともじゃねえよ、なあ?」
安井「それでいい、まともじゃダメなんだ。俺にとっての初めてのグループ、誰とも違う道を進まなきゃ、俺たちが集まった意味がない。バンドだけじゃない、ダンスだけじゃない、俺たちはまともじゃダメなんだよ」
なんか感動的かつかわいいPrinceちゃんの後に、明らかに不穏な音楽を奏でる通称まともじゃないLove-tune。2つプロペラのついたヘリってオスプレイのことじゃ…オスプレイ落としたらまずくない…?戦争はじまっちゃわない…?
らぶの場面は真田がジャニーさんと打ち合わせてセリフの振り分けを考えた、ということで、真田が考えたのが振り分けだけならこれも基本は台本にあったセリフということ?てことは「俺にとって初めてのグループ」というのはジャニーさんが盛り込んだのだろうか…謎…と思ってたけど、ニュアンスは安井さんが伝えたとか*2。真田イメージでは自由人の真田&顕嵐、真面目な萩谷、背負ってる安井。その右腕美勇人、はしゃいでる諸星&長妻、という感じらしい*3。
♪Bad Luck,Good Luck(Love-tune)
PLAYZONE 2002 愛史(2002年/青山劇場)※東山ソロ
この曲は一体…とずっと物議を醸していましたが、少年隊だった!使われてるのは最後の大サビのところです。
♪どうなってもいい~It’s BAD(Travis Japan)
PLAYZONE 2001 “新世紀” EMOTION(2001年/青山劇場)※東山ソロ ※元は東山紀之+田原俊彦
PLAYZONE 2010 ROAD TO PLAYZONE(2010年/青山劇場)
PLAYZONE→IN NISSAY(2014年/日生劇場)
PLAYZONE2015さよなら!〜青山劇場 PLAYZONE 30YEARS 1232公演(2015年/青山劇場)
なんかTED感のあるプレゼンをする宮近さん!「どうなってもいい~It’s BAD」は、もともと2つの曲だったのをプレゾンのショータイムで東山さんがアレンジし、それを今井翼、そしてトラジャが受け継いでいるという形かと思います。私は「どうなってもいい」のイントロで光一さんが浮かぶ勢です。
♪It's SHOWBIZ(永瀬廉・高橋海人)
PLAYZONE '03 Vacation (2003年/青山劇場) ※錦織ソロ ※元は少年隊「愛の手紙」
かいちゃんの客席降り漫談&ショウとの喧嘩の話と、れんれんの「俺のお父さんはパイロットだったから転勤が多かった!」という話。ここ物語の中の展開と実際の話が交錯しまくっててちょっと怖い。あとなんかモルダウ好きだよね。
「It's SHOWBIZ」は、もともと「What' your name?」のカップリングだった曲(「愛の手紙)を錦織さんがアレンジしたという。最近少クラでも歌われてましたね。
・HiHi B少年
♪輝きの日々(東京B少年)
PLAYZONE '91 SHOCK(1991年/青山劇場)
PLAYZONE '95 KING & JOKER(1995年/青山劇場)※インスト
SHOCK(2000年~2004年/帝国劇場)※インスト
SUMMARY(2004年/Johnnys theater)※薮ソロ
少年たち(2010~2017年/日生劇場)※インスト
少年たち〜南の島に雪は降る〜(2017年/松竹座)
ここは最初那須くんが野球について語るセリフでしたが、那須くん不在とともに優斗に。そして「YOU&ME、夢!」とテーマ的なことを叫ぶ優斗。「Love-tuneみんなあそこの優斗のセリフ好きなんだよ♡」(by安井さん)
「輝きの日々」は、「PLAYZONE '91 SHOCK」のテーマ的な曲であり、これまでインストバージョンが生き残っていました。「KOICHI DOHMOTO SHOCK DIGEST」の特典CDに、このインストバージョンが入っていて、当時は「なんでわざわざこの曲をCDに?」と謎に思ったものです。実はSHOCKを象徴する曲だったんですよね。
いつの間にかまた爺さんに戻っていたショウは、みんなの夢を聞いて「あいつらの心の叫びに気づくことができなかった…」などと後悔。これまで自分の夢のことしか考えていなかったショウは、「落ち着いた姿=老人」になったことで、他の人の夢に気づくことができたのでした。これって今のジャニーさんのことなのかな、と思うと、おお…となるんですけど。
ヴァサ「思い出した?今見てたのは僕の夢。つまりおじいさんが見てた夢」平野「俺はお前…?」そして平野がヴァサ(元木湧?)になり「YOU&ME、夢!」と言って若い平野にチェンジ。そのセリフさっきも優斗が言ってたけど大切なことなので2回言いました。
てか、今見てたのは「あいつらの心の叫び」であり「僕の夢」でもあるというのは…?いろいろのっけすぎて謎だ。頑張って解釈するなら、それぞれのスターになりたいという夢は、平野が子供の頃持ってた夢で、みんなも自分と同じだったということに気づけた、って感じでしょうか。
喧嘩&和解
「俺は1人で突き進むことしか考えてなかった…」というショウに優しいレン&Prince。そしてなぜか後ろでブランコしている海人。この時のっかってるベンチはドリボのベンチだと思うんですが、このベンチもドリボでは夢の象徴なんですよね。
玉森「大都会の片隅にある公園。ここに古ぼけたベンチがある。ここは未来の夢を語り合う場所だ。大きな夢、優しい夢、激しい夢。夢を叶えた俺たちはいつかここへ戻ってくる。夢が叶わなかった少年たちはまた別のベンチを探しに行く」(DREAM BOYS 2016より)
これでめでたしめでたしかと思いきや、海人&らぶとらが登場して「一度失った信頼は簡単には戻らない」「お前の思いなんて宇宙の残骸だ!」「お前はもう彷徨うしかない!」などと責め始める。あまりの言いように「ひでえwww」ってすごく笑ってしまった。さらにみんな入り乱れてダンス、裸になるけど一瞬で服を着るので、なぜ裸になったんだ??という謎だけが残る。
※ここの音楽について、情報をいただきました!ありがとうございます!
ケンカを始めるあたりで『新世紀』(2001年)のオープニング?のインスト曲、中盤で『MASK』(1990年)のインスト曲、終盤で『Goodbye&Hello』(1999年)の2幕でヒガシがソロで踊る曲(タイトルが特になくてモーリス・ベジャールの「ボレロ」っぽいということでボレロと呼ばれてました)がたぶん使われていたような気がします。
裸で踊った後、ショウが改めて全員に頭を下げて「みんな、本当にすまなかった」と謝るのに、「今更謝ってんじゃねえ!」とさらにつっかかるらぶとら!さっきも謝ってたけど!なかなか和解しない!そして平野の独白「東京に出てきて真ん中に立つことになってプレッシャーに押しつぶされそうになってた」。だから暴走しちゃった、ってことなんですね。しかしまあこれはなんかノーコメントなやつだな!笑
ここら辺、ショウ謝る→まだだ!→さらに謝る→まだだ!って感じで、「え、デジャヴ??」と不思議な感覚になる。まあ謝るだけじゃダメで、もっと本音を言えってことなのかな。そして、結局岸くんの「俺も母親がいないけど頑張ってる」で締めるあたりなかなか。かつて豊川誕は自分が孤児売りされるのが嫌でジャニーズ事務所を辞めたといいますが…。ちなみにここは真田が平野を「いい加減にしろ!」と殴るはずだったのに「メンバーが殴ったほうがいいから」と変えたという。自分の出番より舞台の整合性をとる男、さすが!!
♪Beautiful world(Mr.KING)
新曲
「最高のショーを作るというとこは良かった、1つだけ大きな間違いがあった。お前は1人なんかじゃねーよ」という感じで3人で歌。
そして地球へ
♪Let's go to the EARTH
JOHNNYS’WORLD(2012年~2016年/帝国劇場)
JOHNNYS' Future WORLD(2016年/博多座、梅田芸術劇場)
JOHNNYS’ALL STARS ISLAND(2016年/帝国劇場)
そして宇宙船で地球へ。おなじみの場面ですね。
♪I Could Have Danced All Night(踊り明かそう)
マイ・フェア・レディ(1956年)
PLAYZONE 2007 Change 2 Chance(2007年/青山劇場)
JOHNNYS’ALL STARS ISLAND(2016年/帝国劇場)
JOHNNYS’ 2020 WORLD(2013年/帝国劇場)
♪Dreamgirls
Dreamgirls(1981年)
PLAYZONE '89 Again(1989年/日生劇場)
JOHNNYS’ 2020 WORLD(2013年/帝国劇場)
JOHNNYS' Future WORLD(2016年/博多座、梅田芸術劇場)
JOHNNYS’ALL STARS ISLAND(2016年/帝国劇場)
去年と同じ流れでNYへ?という感じで、ジャニーズといろいろな人との関わりを紹介。でもよく見ると、エピソードが2000年くらいまでしかないんですよね。
♪Let's Go To Tokyo
PLAYZONE'90 MASK(1990年/青山劇場)※錦織ソロ
SHOW劇'92 MASK(1992年/日生劇場)
SHOW劇 MASK(1997年~1999年/日生劇場)
旧SHOCK(2000年~2004年/帝国劇場)
Endless SHOCK(2005年~2012年/帝国劇場)
SUMMARY(2011年~2012年/Johnny's Dome Theatre)
JOHNNYS’WORLD(2012年~2016年/帝国劇場)
JOHNNYS' Future WORLD(2016年/博多座、梅田芸術劇場)
JOHNNYS’ALL STARS ISLAND(2016年/帝国劇場)
チャールズ・ストラウスに作ってもらったのがよっぽど嬉しかったのか、スペオキ中のスペオキ…って感じですね。でもこの曲も、実はニッキのソロだったのである。光一さんのSHOCKを改めて見直したけど、コウイチが出てくるまでの尺の使い方が贅沢すぎて「どんだけ…」と思いました。
♪見上げてごらん夜の星を
坂本九(1963年)
フォーリーブス(1973年)
見上げてごらん夜の星を(1973年 フォーリーブス結成7周年記念ミュージカル)
堂本剛(2001年 「Hey! みんな元気かい?」収録)
JOHNNYS’ALL STARS ISLAND(2016年/帝国劇場)
エンドロール的な感じでインスト。フォーリーブスがミュージカルにしてたのか…そしてそんな曲をソロで歌い、主演ドラマの挿入歌にもする堂本剛。「今日も世界のどこかで戦争が起こってる。僕らのショーが平和の象徴と信じて…」と言った平野のナレーションで締め。
♪明日に架ける橋
※1幕と同じ
幕が開いた時に手つないでる安井さんとれお〜。膝ついている安井さんをれおがピョーンと引っ張り上げるバージョンもあるらしいですが、私が見た時ははにかみながらそっと手を離す感じだった。そしてらぶとらがすれ違う時にハイタッチするのが好きだったし、朝日が安井さんの手をぎゅっとして離さなくて「もー!」ってなってるところがかわいかったなあ…。
だんだん疲れてきて、適当になってきたのがよく分かる感じでしたが、これで今年について書き残すことはない…気がする…。自分のためにも毎年残しておくのが一番楽だな、と思いました。