さて2幕です。2幕は本当に、ほとんどストーリーがない。ショー→主張→ショー→主張のくり返しなので、大体のことがセリフのみで説明される。もちろんショーによって各々の心情を表してはいるんですけども、それすら表しているのは心情なので、とにかくずっとみんな心の中のことばかり話しているんですよね。だからもう、セリフメモ的なものになってしまう……。要約が難しいという。でもなんか、本当に例年よりも主張がわかりやすくなった気がします。
しかし、争いはやめようやめようって、マジで身内で争ってる場合じゃねーってばよ……という気持ちになる昨今です。ショーは平和の象徴なのにね。
※1幕はこちら
子供達のショー
地球が怒り、ケントやショウリや子供達が宇宙に……みたいなこと英語で説明されている。
望遠鏡を覗く少年に話しかけるウチP。月を見ていたという少年は、なぜ1年が12か月なのか問いかける。天体の動きから説明するウチP。宇宙へ行ってみたいけど無理だ、という少年に、ウチPは「人間諦めたらダメだよ。自分ができると信じたらたいていのことはできるんだよ」と語りかける。宇宙船からでてくる子供達のショー。
♪ Hi Hi JET (Hi Hi JET)
♪ MUSIC FOR THE PEOPLE (ジャニーズJr./原曲:V6)
♪ Ultra Music Power (天才Genius/原曲:Hey! Say! JUMP)
♪ Everybody Go (Classmate J/原曲:Kis-My-Ft2)
♪ 夢物語 (ジャニーズJr./原曲:タッキー&翼)
♪ はつうた (ジャニーズJr.)*1
一人一人キラキラしていた子供達は地球へ帰る。ウチPは「あの子たちもやがて大人になりそれぞれの道を歩み続けることになるだろう」と独り言。
■感想
- 子供達は20時になる前に地球に帰らなければいけないんですね
- 「J!ジャニーズ!W!ワールド!(休符)ジャニーズワールド!!」すごい笑った
- 「あの歌聞いたことある気がするけどなんだったっけ〜」と言っていた歌がはつうただった。はつうたの覚えてなさやばい
- ここLEDのゲートを使って、Jr.たちが紹介されるのすごい……逆に上の方のJr.たちは全然名前も紹介されないんだけど、みんな知ってるでしょ?ってことなのかな…
ショウリの苦悩
彼らを宇宙へ送ってくれたのは、時の旅人達だった。それはショウリとケントを救うためであり、2人は筋書きのないドラマを生きなければならない。
♪ まだ見ぬ景色
ショウリ「ここはどこなんだ。殺陣のシーンでケントは俺を殺そうとした。いや違う、何かの間違いだ。誰か本当のことを教えてくれ。
■感想
- 相打ちになったショウリとケントを救うために宇宙に来たというのは一体どういうことなんだぜ……
- パンフでは「二人犯した罪のせいで宇宙に飛ばされる」と書いてあるけど、設定変わったのかな?罪ってなんだったんだ
- キューブフライング華やかで好きです
- ちびジュがいなくなると舞台上が締まった雰囲気にはなるなあ
ケントとショウリの対決
そこへケントが現れる。「一体どうなってるんだ。ここは狂気の世界なのか」
♪ 闇を突き抜けて
「どうしてあんなことを」と問い詰めるショウリ。
ケント「ああでもしないとショーの世界を完成させることはできなかった」
ショウリ「ショーの中で仲間を刺したんだぞ!」
ケント「俺は俺の道を行く。プロデューサーの言いなりにはならないさ」
■感想
- 「狂気の世界なのか」から「閉ざされた世界〜♪」って始まるの好きです
- 今まで仲直りに使われていた「闇を突き抜けて」が、対決に使われている〜とびっくり
- だから心も裸にならないし、身体も裸にならない
- 「ショーの中で仲間を刺したんだぞ!」ってやばすぎない!?
時の旅人たちのショー
そこへ現れる時の旅人達。
時の旅人「どうですか居心地は」
ケント「あんたらか、俺をここに送ったのは」
時の旅人「時の旅人です。プロデューサーに約束したんです。必要があれば宇宙に連れてくると
ショウリ「えっ宇宙なんだ」
ケント「俺たちを破滅させようとしてか。あいつと旅してから悲劇ばかりだ」
時の旅人「そんな人じゃない。少しずつ分かってきますよ、プロデューサーのことが。宇宙の旅を楽しんで行ってください」
■感想
- 宇宙と気づいていなかったショウリ
- Great5は本当に良い……
- あの大回転、みんなが逆さまになるところはとても肉屋の店先っぽいけど、最後ガンガン回ってる時に胸が熱くなります
心を鍛える話
一方、宇宙に来て不安がっているMr.KING。
時の旅人の一人である塚田は、肉体を鍛えても心が弱ければどうにもならないと語り、絶対に飛べると励ます。
プロデューサーとショウリとケントはそれぞれの主張をぶつけ合う。
ウチP「私の仕事はあれはてた地球を華やかなショーで飾ることだ」
ケント「もうやめてくれ」
ショウリ「やめたら今までのことが無駄になるよ」
ウチP「未来を探したければ私についてこい」
ショウリはウチPの言葉を聞き、ここまで付いてきたから最後までついていくと誓う。
♪ 時計を止めて (Mr.KING/原曲:あおい輝彦)
〜ツキノミチ (Mr.KING/原曲:KAT-TUN)
〜DREAM BOYS (Mr.KING)
■感想
- スーパーあおい輝彦タイム再び (前はえび座)
- ショウリの主張って「ここまで来たからやろう」「今までのことが無駄になる」と、根拠が薄く、「サンクコスト効果……」と思ってしまう
- ギャンブルとかハマったらやばいタイプ
- 心を鍛えるくだりが唐突なのでいつも覚えられない……
- 去年まであんなにフォーリーブスだったのに…ジャニーさんのフォーリーブスブーム終わったの??
- DREAM BOYSで安井の発作が起きます
- ウチ(SHOCK)、ジェシー(少年たち)、Mr.KING(DREAM BOYS)とそれぞれの役を微妙に引き継いでるように見えて、そういうオールスターの話だったら面白いなあと妄想してしまった
宇宙でのショー
♪ Real Face (SixTONES/原曲:KAT-TUN)
♪ COSMIC RESCUE (Snow Man/原曲:V6)
「確かに宇宙は魅力的だ。戦争のない時間が流れてる。でもこの星は俺たちの星じゃない」と語る若者たち。
♪ Family 〜ひとつになること (ジェシー、京本、増田、半澤)
増田「僕のふるさと、パキスタンは豊かな国じゃない。貧困から抜け出せば争いはなくなる。平和で豊かな世界を作る、それは僕たちの使命」
■感想
- ジャニワにピッタリすぎる「Family」
- 歌うま軍団メンバーは増田、京本、ジェシー、平野なんだけど、場面的に平野がいない時は3人になったり、半澤が入ったりする
- 荒くれ者のストーンズがリアフェで街を破壊するの笑う
- 谷村の激しいリアフェ、からの破壊された街の回収にも注目してしまう
- そしてまさかのCOSMIC RESCUE!!でも宇宙だから納得
- しかしロボットダンス!!そしてファンカッション
- FamilyでJr.たち集合するのに、Snow Manがまだロボットダンスしてるの地味にうけてしまう
- てかSnow Manは2幕の冒頭からずっとロボット
ブラックホール
ウチPと対峙するケント。ウチPは「人の素晴らしさは悲劇の中にある」と語るが、まだ反発するケント。「13月?そんなもの誰が信じるんだ」
2人がいるのはブラックホール。宇宙でも寿命が尽きると向こうへ旅立っていく、つまりブラックホールとは死者の世界だった。新しいショーを作るためには新しい風景との出会いが必要だが、ケントは今まで冒険してこなかった。「ブラックホールを見たいだろう、冒険心を持て!」とケントを煽るウチP。
それに対して、愛はどうなるのかと問いかけるケント。
ケント「人生が終わってもこの気持ちだけは永遠に残るはずだ!」
ウチP「未来を感じなければ人は生きていけない」
ケント「俺たちは未来を感じなければいけないんだ!絶望しかないなんて今の争いの絶えない世の中と一緒だ。教えてくれよ、幸せはどこにあるんだ」
♪ Forever L (中島)
ケント「争いの扉は決して開いちゃいけない。俺は必ずこの世界に刻む。永遠の愛を」
■感想
- ここらへん、何について語り合ってるのかどんどんわからなくなっていく……展開はやいし……
- ブラックホールが死者の世界なのは変わらず
時の旅人の誘い
ケントの元に現れる時の旅人(戸塚)。あの刀を持ってくる。
♪ Let’s Fight(インスト)
真実の人が狂気の人と呼ばれるのは、すべてを自分の目で見ないと気が済まないから。愛と優しさを知るために、人々の残酷さをしっかりと見ることが必要だと語る。
時の旅人「プロデューサーはあなたたちにわかってもらおうと必死だった。見てみたくはありませんか、彼の心を」
ケント「見たい。そしてもっとわかりたい」
■感想
- Let’s Fightくるー!?→こなくてしょんぼりの流れ
- タキシードのジャケット着てないバージョン(サスペンダー付き)で刀を持って出てくるとっつー、えび座の裁判シーンのオマージュ??
- というか、プレゾンのニッキさんのオマージュ?
- ここのセットが、ロダンの「地獄門」ぽいんですが
- ケントがプロデューサーのことわかりたくなってくるのはブラックホールを見たからってこと?
真実のショー
♪ Put On A Happy Face (インスト)
ウチP「ケント!見せてやろう、スターの華やかな歴史はお前の心を変えてくれる」
♪ まいったネ今夜
〜ABC
〜What’s Your Name?
〜STRIPE BLUE
〜バラードのように眠れ (インスト)
時の旅人「これがプロデューサーの考えた真実のショーだ!」
ケント「これだったんだ。観客のために考えられたショーは」
ショウリ「ケント、一緒にやろう!」
観客のために考えられた真実のショーを見てケントとプロデューサー、ショウリが和解する。
♪ 封印LOVE
♪ Baby Baby Baby〜HEAVEN〜Baby Baby Baby
■感想
- プロデューサーの真実のショーが、少年隊メドレーだったとはね……!?
- ダンスも見たいし、後ろで流れているPLAYZONEの映像も見たいしで大変!
- 「What’s Your Name?」冒頭で89年のLet’s Fightの私がいちばん好きな振り付けのところ流れていて嬉しかった
- 「Baby Baby Baby〜HEAVEN〜Baby Baby Baby」の流れは、90年のMASKの流れを汲んでるのだろうか……
- ABC〜Baby Baby Babyのメドレーのアレンジは基本的に2004年のSummary*2と一緒。途中、バラードのように眠れがインスト扱いで、ケントを説得するシーンになっている。封印LOVEはケントメインで、新たに追加という感じです
- 総タキシードのBaby Baby Baby本当にいいよ〜〜〜〜
和解
ショーは平和の象徴であり、人間は幸せを追い求める生き物だった。しかし、過去にばかりとらわれているとそのことを忘れてしまう。
ケント「お前に刃を向けた、すまない」
ショウリ「役に取り憑かれてただけだ、本気だなんて思ってないよ」
ケントはプロデューサーのおかげで、人が作り出す光と闇をみつめ、仲間が必要だということがわかった。仲間の絆を確かめ合い、思い出の歌を一緒に歌うショウリとケント。
♪ 君と…Milky way
■感想
- 「役に取り憑かれてただけだ、本気だなんて思ってないよ」いやいやいやいや、ショーの途中で仲間を刺したんだぞ!?!?慎太郎と樹死んだよ!?
- ショウリが「5年前に同じグループになったけど、いつも一人になろうとしてたね。でも、本当は一緒に笑い合いたいんだよね」と語りかけるけど、現実と劇中が交差する感じが……本当の中島健人も一人になろうとしてたのですか…
- 天の川を見つけた時に「めっちゃきれいじゃん」と言うショウリ。急に軽い
- ピアノを弾きながら、あのSHOCKの機構で浮くケント
- 額縁フライングのセットの中にピアノが置いてあるんだけど、額縁、いる?
- 地味にギターを弾きながら上下しているショウリ
- 宇宙だからってこと?
13月が見つかる
ケント「大切なのは過去でもない、今でもない、未来なんだ。未来を感じなければ生きている意味がない。子供達のためにもしっかりした未来を作らなければ。争っている場合じゃない。今俺の心は裸になった。原点に返ったんだ。原点に帰ってわかったことは、俺にはショウリという仲間がいることだ」
ショウリ「わかってくれたんだね、嬉しいよ」
ケント?「12か月目の次の未来は心の中にある」
時の旅人「一人一人が探して過ごす」
時の旅人「プロデューサーはわかっていた。人は誰でも一度は未来を探す、未来とはユートピアだったんだ」
時の旅人「地球はまだ危険です。でも、大自然のパワーとみなさんの力で蘇ります」
ケント「子供達のために、傷だらけの地球を俺たちで復活させよう」
♪ Let’s Go Th the Earth
■感想
- ここら辺たたみかけられてもう本当にどんな流れか覚えられないので、箇条書きみたいな感じで……。
- 13月という言葉があまり使われなくなって、最終的には「12か月目の次の未来」と言い換えられてるんですよね〜
- 13月=12か月の先にある未来=ユートピアであり、そのユートピアは一人一人が一度は探すもの(自分探し的なもの?)であり、ユートピアを夢見ることができなければ人間は生きてはいけない。ただし、ユートピアを探すには人の残酷さや悲劇も見つめなければいけない。
- 過去も知っておかなければ未来を予測できないけど、とらわれ過ぎてもいけない
- あまり詳しくないけど、なんかこれは仏教的な思想なんだろうか……
- ちなみに去年は、ニッキPがブラックホールに行った時に「ここには過去も未来もない、今だけ。閉ざされた世界。不幸も幸せもない」と言われて「ユートピアかもしれない」と思ったけど、最終的に「人間が人間であることを忘れてしまうところはユートピアじゃない」という結論であった
- そういえば、木が復活していた
地球に帰る
スクリーンにみんなの故郷・地球が現れる。ショウリとケントは地球に戻ってもう一度プロデューサーのショーに出たいと言うが、プロデューサーは宇宙に残るといいだす。
ウチP「俺はもう少しここにいるよ。宇宙には無限の可能性が有るあたららしい自分を発見できそうなんだ」
ショウリ?「あなたもまた時の旅人になるんですね」
もし地球に戻ってきたら最高のショーを作ろうと誘うが、プロデューサーは「お前たちは俺がいなくても最高のショーを作れるさ」と話す。
「帰ろう、地球へ。俺たちの故郷へ」
♪ All I need*3
♪ Hi Hi JET
■感想
- 「All I need」は、「争いで傷つけ合うのは終わりにしなくちゃ」「奇跡の星のために」みたいな歌詞の入った曲でした
- プロデューサー、完全に生の世界からいなくなる気で恐ろしい
- 何度目かのHi Hi JET!!中毒になりそう!!
- 膨らむ地球
- Hi Hi JETで龍もノリノリ
- 宇宙船もノリノリ
- セットがオールスターすぎる
Ending
世界では毎日戦争やテロが繰り返されている。日本はまだ平和だけど、これからどうなるかはわからない。今こそ日本から世界へ平和のメッセージを送るとき。争いのない世界を作らねばならない。それが彼らの使命。
ウチP「数々のショーは平和の象徴と信じて、平和を祈ります。また平和のショーの幕が開くその時まで、おやすみなさい」
■感想
- Hi Hi JETでノリノリのところに、空爆の写真が出てきてめちゃくちゃびっくりする
- 昼公演でも「おやすみなさい」
- 幕にデカデカと書かれる「またのお越しをお待ちしております」
- 塚ちゃん「またのお越しをお待ちしております!!略して〜?またおこ〜!!」