Hey! Say! JUMPとV6が一緒に24時間TVのパーソナリティーを行うと知って、友達の千紘と連絡を取り合っていたら、千紘「JUMPとV6がコラボするなら私たちもコラボしようよ」私「まじか。やるか」といった感じで互いの好きなグループを紹介していくことになりました。構想からすでに約2カ月経っているところに不安がありますが、せっかくの機会なのでなんとか続けていきたいと思います。
あと、24時間TVが決まった瞬間にTwitterで「Hey! Say! JUMP担の皆様へ」とか「V6ファンの皆様へ」みたいなタグが盛り上がり、苦々しく見る人多数、みたいな図式があったので、こんな記事アップしていいのかよ……という不安もあります*1。でも紹介し合ってると「そうだったんだー!」ってことがたくさんあってすごくたのしかったのできっと面白いよきっと…。
千紘さんの第1回目はこちらです。
第1回のテーマは「呼び名」。こういう紹介記事って、とても昔のファンサイトっぽくてノスタルジーだなあ。
ファンの呼び名
エイター、アラシックといったファンの呼び名、実はV6にはありません。多分ファンに名前をつけよう、となってるのは嵐以下なんじゃないかな……?*2
Twitter上ではブイクラ(V6クラスタ)という呼び名もありますが、これは「V6担」「V6ファン」「V6クラスタ」どれを使う?くらいの違いだから、やっぱり特別な呼び名はないですね。そして特に古参ファンは個人主義者で「ファンの名前でひとくくりにしないでほしい」と思ってる人が多いので、今後も定着しない気がしています。
ちなみに私も昔は「なくていい」と思ってたんですが、最近はせっかく流行ってるんだからつけてくれてもいいのになーと思ってます。
ファン→V6の呼び方
だいたい「ブイ」です!ブイ、V担、Vコン。
コンビ・トリオなど
基本は名前+名前(年齢順)ですが、V6ファンの間で使われているコンビ名がたくさんあります。SMAP、嵐、KAT-TUN、関ジャニ∞などでもよく「ロハス」「山」「市ヶ谷」「気まずい」とか使われているのを見ますよね。逆に、JUMPファンの間ではあまりそういう事例はないそうです。自分のTLをさかのぼってみると、そもそもはコンビ曲やバラエティでのエピソードを由来として「●●コンビ」という使い方をされていたものが、2011年ごろから「コンビ」という言葉が省略されていき、ここ2年ほどで一気に定着する流れを確認できました。他のグループの場合はどうなのか、そしてなぜJUMP以下のグループではあまり浸透していないのか、気になりますね。
まあともかくV6の場合はどうなのか、ご紹介していきましょう。正しいとか正しくないとか、”この言葉を使う人は新規”とか話題になることもありますが、個人としては判断がつきませんので、観測できる範囲で見たものをフラットに集めてみます。
- 坂長(さかなが/坂本、長野)
いきなり特別な呼び名でなく恐縮ですが、外せないかなと思いまして、現存する最古のシンメと呼ばれる2名です*3。2人とも実家がお店だったり3人兄弟の末っ子だったり一時期ジャニーズを辞めていたり復帰してから先輩の付き人をつとめたり、なんでか共通点も多いです。
V6を家族に例えたときにお父さんとお母さん、夫婦、などと言われることもありますが、嫌がる人もいます。またツートップと呼ばれることもありましたが、SMAPの木村さん中居さんもツートップ(つとぷ)と呼ばれているので肩身がせまい気がします。長老組、年長組、などもさまざまありつつ、結局坂長って呼ぶのが一番楽かも。
- 剛健(ごうけん/森田、三宅)
こちらもJr.時代から”剛健コンビ”として大人気だったらしい。”質実剛健”って熟語にもなる2人がずっとコンビってすごくないですか!?森田さんのソロ曲に「質実剛健 常に冒険」という歌詞がありますが、10代の頃の岡田さんが「質実剛健”准”っていれて!」と言ったかわいらしいエピソードもあります。剛健についてはとにかくいい話がたくさんあるので気になったらググってください。個人的にお気に入りな2人の言葉↓
三宅「ベリーベリースイートキャラメルチョコミントファッジな剛と僕」
森田「健は、俺にとって駐車場みたいなもの。俺が何処に行ってても絶対に俺のスペースを開けててくれるの」
- Go僕(ごーぼく/井ノ原、岡田)
1999年、及び2002年コンサートにて「Go Go 僕たち」というユニットを組んだことから。グループ内にJr.時代のシンメがいない2人でもあります。V6結成当初経験のなかった岡田をかまいたおした井ノ原さん、岡田さんも井ノ原さんを頼りにしてた感じがあって、本当に兄弟っぽい2人です。
先日の日本アカデミー賞では「メンバーから『誇りに思う』とメールを送った」と話す岡田さんでしたが、そのメールをくれたのが何をかくそう井ノ原さんでした。ちなみに坂長も送ったんだけど、戻ってきちゃったんだって……切ない。
- 恋弾(こいだん/坂本、三宅)
アルバム『musicmind』収録曲「恋と弾丸」を歌った2人。だいたいノリがパパと幼稚園児。先日の雑誌では2人でリボンを巻いた撮影をするのに、坂本さんが「よぉーし!ほーら、健!俺も巻かれちゃうぞ~♪」と発言していたことが裏話として暴露されています。「恋と弾丸」はDVD『musicmind』でも歌ってますので機会があったらぜひ見てほしい!こちらはホストクラブの店長と新人って感じです。
- 夕ドロ(ゆうどろ/長野、井ノ原)
アルバム『musicmind』収録曲「夕焼けドロップ」を歌った2人。Jr.時代は「なーのくん」「おチビちゃん」と呼び合っていた仲です。普通に仲が良く、Jr.時代は特にあらゆるグループのバックについたり遊びに行ったりずっと一緒に過ごしていたらしい。主に井ノ原さんから「ながのくんあれやって!!」とおねだりが飛ぶことが多く、長野さんの舞台の大阪千秋楽にサプライズで井ノ原さんが現れたことなんかもあります。
ちなみにアルバムmusicmindにはコンビ曲としてもう1つ、森田・岡田の「ずっと僕らは」という曲があったのですが、ずっ僕コンビとは言わないですね。バラード系は呼び名として定着しにくい傾向にあります。
- 歌うま(うたうま/坂本、井ノ原)
比較的最近に広まった呼称。誰が呼び出したのか、その名の通り歌がうまい2人。歌がうまくないメンバーの気持ちも考えてください!(クソリプ)トニ担の中では付き人コンビと呼ばれることもあります。こちらの由来はトニセンコンサート中の映像コントで、2人が大御所長野様の付き人という設定だったため。
お酒の飲める2人ですので、井ノ原さん成人後はプライベートでよくお酒を飲んだりしていたそうです。デビュー時、リーダーを任された坂本さんが「自信がないから井ノ原にやってもらえないか頼んだ」というエピソードもあります。
- 新旧(しんきゅう/坂本、岡田)
最年少と最年長の2名、その年の差はほぼ10歳。2008年のコンサート、MC中のじゃんけんで勝った2人が残されてトークする……という流れでこの2名が残ったとき、メンバーが「デジタルとアナログみたいな」といったことを受けた、坂本さんの「これからは新旧で」という言葉が由来。こちらも使われはじめたのが比較的最近、2013年頃から観測されています。ただし、坂本さんを「旧」扱いするのがいやだという人もちらほら見かけます。
この2人もガチで保護者と子供だった時代がありまして、学校→事務所→坂本さん経由で岡田さんが高校に遅刻気味であると連絡がいき、坂本さんがMステのリハか何かの時に岡田さんを呼び出し「1回休んだら1回ひっぱたくからな」と言ったんですって……すごい時代……。
- オバドラ(おばどら/長野、森田)
アルバム『Volume6』収録の「Over Drive」というコンビ曲から。オバさんとドラ息子の略ではない。2002~3年頃から一部ファンサイトなどで「Over Driveコンビ」「オバドラコンビ」という使われ方をしていたので、呼び名の中ではけっこう古参かもしれません。
この2人は同じフットサルチームに所属していたことがあり、意外とつながりがあります。鋭い空気をまとう森田さんですが、オバドラでいるときはめちゃくちゃやわらかく、ファンから「平和……」「尊い……」と拝まれていることが多いコンビです。森田さんはロケに祖母の手作りベビーカステラを持参するようなおばあちゃん子であり、長野さんのことを「ババア!」と呼ぶので、まさか本気でおばあちゃんと思ってないよね?とちょっと不安です。
- 本番ボーイズ(ほんばんぼーいず/井ノ原、森田)
アクロバットのリハを行わず、本番だけで乗り切ろうとする2人。2003年Darlingで壁宙を披露する際に「俺たち本番ボーイズだから!」と言っていたことが語源です。その後のコンサートのペアアクロでも「本番ボーイズ」を自称していたのがこの井ノ原森田コンビでした。とにかく2人が組むとおちゃらけがひどく、下ネタにも積極的です。
- バカ兄弟(ばかきょうだい/井ノ原、三宅)
「学校へ行こう!MAX」V6の夏休み’08において、夜の学校での肝試しロケの際怖がりすぎてモニターを見る森田さんから「バカ兄弟だ!バカ兄弟!」と呼ばれていた2人。こちらもとにかくおふざけがすぎるコンビですが、本番ボーイズよりも三宅さんが井ノ原さんに甘えている図式。
- アンリミ(あんりみ/坂本、森田、三宅)
アルバム『∞ INFINITY〜LOVE&LIFE』収録「UNLIMITED」を歌っていた3人。コンサートで現れたときは、身長差や声の違いも相まって見た目が親子すぎて騒然となりました。
同じアルバムに長野・井ノ原・岡田の「君に会えない日も」という曲もあるのですが、こちらは特にトリオ名で呼ばれたりはしていないんですよね。やはり、バラード系は呼び名になりにくいのか。
- 井ノ原組(いのはらぐみ/井ノ原、森田、三宅)
「学校へいこう!MAX」V6の夏休み'05のエンディングで「井ノ原組 組長 井ノ原快彦」「井ノ原組 若頭 森田剛」とテロップが流れたことから「井ノ原組」という言葉が発生。そこへ、いつの間にか三宅さんも加わって「井ノ原組」と称されるようになりました。「本番ボーイズ」+「バカ兄弟」ですのでまあどんなトリオとなるかは……わかりますよね?
JUMP担が一番わからないのはV6担のなかで使われている呼び名かなあと思いご紹介してきましたが、もちろん変わった呼び名がなくともそれぞれ素敵な組み合わせです。V6は「学校へ行こう!」「VVV6」、そして今やっている「アメージパング!」(やってるんですよ実は!)といったレギュラーのバラエティ番組において、大体コンビで行動していたので、どの組み合わせでもまんべんなくエピソードがあったり、かわいさが知られていたりします。ぜひ24時間TVでも注目してみてください!
おまけ よくある質問
Q:まーくんって誰のこと?まーくんさんって何なの?
A:坂本昌行さんのことです。まーくんさんというのは、”さかなクンさん”みたいなものじゃないかな、多分。
Q:ロシ担って誰のこと?
A:長野博担のことです。なんとなく語感が良いのでつかってます。舞台『フォーティンブラス』のカーテンコールでロシーって言われてたこととは関係……ない?
Q:よっちゃん、よしくん、よったんとか見るけどそんな人いたっけ?
A:みんな大好きイノッチは井ノ原快彦(いのはらよしひこ)っていうんだよ!
Q:なんで森田剛のこと剛つんって呼ぶの?
A:ファンになってみたらわかるよ!あと健ちゃんが呼んでたからだよ!
Q:三宅健担がときどきつけてる「卍」って?
A:少林寺拳法をやってた健ちゃんが自分の名前を書く時「健卍」「KEN卍」(バリエーションあり)って書いてるためです。