今度は、「V6にはまったきっかけ」です。いただいたフリー回答を前回と同じように分類1〜5に振って見ていきます。
例えば「学校へ行こう!の修学旅行をたまたま見て楽しそうだった」なら、「キャラクター/TV/バラエティ/学校へ行こう!/修学旅行」となります。「Twitterで評判を見た」だったら、「インフルエンス/インターネット/Twitter」で分類4と5はなし。「Mステで見たHONEY BEAT」だったら、「パフォーマンス/TV/歌番組/Mステ/HONEY BEAT」となります。
V6ファンアンケート
調査期間:1月13日〜2月1日/調査方法:インターネットアンケート/調査人数:859名
分類1:大分類
パフォーマンス(ドラマ、歌番組、コンサートなど)、キャラクター(バラエティ、MCなど)、インフルエンス(誰かの影響)、ビジュアル、ジャニーズ(もともとジャニヲタ)、クリエイティブ(V6が関係ない制作物)、ネガティブ(ネガティブイメージ)、その他
「パフォーマンス(6人)」が急上昇しているのがおわかりでしょう。比率ではこんな感じです。
これをまとめながら「そもそもパフォーマンスが好きになる人をファンと呼ぶのではないか?」と思ったりもしたのですが、自分を振り返ると「キャラクター(個人)」なので、あてはまっていなかった。そもそもアイドルのファンは、パフォーマンス力よりもその人自体の魅力にひかれているのが定説ではあったようにも思うし、V6の魅力がパフォーマンスと声高に言われだしたのもここ5年くらいの傾向な気がするな、と思いⅠ期〜Ⅳ期の比率を出してみました。期については下記参照です。傾向を見やすくするためにこの20年を4つの期間にわけております。
Ⅰ期(1994&1995〜1999年):162名
Ⅱ期(2000〜2004年):111名
Ⅲ期(2005〜2009年):90名
Ⅳ期(2010〜2014&2015年):493名
そしてこのグラフですよ!
- 大分類の比率推移(期別)*1
キャラクター(6人)・パフォーマンス(6人)が拮抗していた時代から、徐々にパフォーマンスきっかけで落ちる人が増えている。これはバラエティVSコンサート・歌番組の図でもあります。いくつか仮説を立てることは可能です、が……。
- V6のパフォーマンス力があがってきた
- アイドルにパフォーマンスを求める人が増えてきた
- パフォーマンスを求める人に知られてきた
- V6が年をとったからパフォーマンスに集まる人が増えた など…
えー繰り返し言います、これはあくまでも今回個人的に行ったアンケートですので、すべてを語ることは難しいでしょう。また、嵐、SMAP、女性アイドル、宝塚、EXILE等と比べてみないと結局よくわからないような気がします。何かこの結果をまとめることに対しての助言などいただけるようでしたら、ぜひご連絡いただければ幸いです…。
分類2:メディア
TV、映画、ラジオ、現場、など
動画サイトが躍り出ています。ここは本当に著作権的に完全アウトなので声高に言うのはよくないのですが、貢献していることは確か……。だからといってTwitterなどで良い動画を貼りまくったりすると削除されるのでお気をつけください。これはやっぱり受け皿としての公式動画が必要なんじゃないかな。
一方で、「DVD」が多いことにもご注目ください。回答層として多かった90年代生まれ、若いことは若いのですが、けっこう働いている人、バイトしている人も多いんですよね。通常盤1枚くらいならホイホイ買っちゃうからなあ…。一方で、「ビデオ」という回答がほとんどなかったことは少し気になりました。DVDは映像購入のハードルを下げたのでしょうか?単にみんなビデオの存在を忘れただけ?
こちらもⅠ〜Ⅳ期に分けて見ていきます。
- メディアの期別推移*2
圧倒的にTVだったものが、Ⅳ期で動画サイトに抜かされているのはなかなかショックでした。単純にTV露出が減っていることもあるでしょう。むかしは、気になったらTVを追いかけていれば自然とはまっていったのかな。
今も学校へ行こう!が続いていたら、この比率も変わっていたのでしょうか?ただ動画サイトで学校へ行こうを見ている人が多いにもかかわらず、最終的にはパフォーマンスをきっかけとしてあげた方が多いので、やはり重要なのは歌番組やコンサート映像の存在なのかも。
またⅣ期は現場率がかなり下がっていることも注目かもしれません。現場に行く前にはまってるってことなのかな?以前ブログにいただいたコメントで「宝物をそっと楽しんでいたのに」と表現された方がいらしたのですが、自らネットで探して動画サイトではまっていくとなれば、そういう感覚もよくわかるような気がします。(ちがったらごめんなさい!)
分類3:ジャンル
ドラマ、バラエティ、映画、コンサート、CDなど
幅をきかせてくるコンサート! コンサートは重要です! 生で見た方、DVDで見た方、動画サイトで見た方、様々な経緯でコンサートに辿りつき、V6にはまっていました。
分類4:パッケージ
番組名、コンサート名など
- コンサート
セクバニ強い!Bサイド曲だらけでファン以外に優しくないと懸念されたこのコンサートが、実は新しいファンを生み出しているのは不思議です。この後の順位は補足にてすべて紹介しています。
- 番組
正直バラエティはほぼ学校へ行こう一択です。その後のV6のバラエティ番組が、全然はまるきっかけになっていないのはちょっと悲しいですね…そりゃそうだって感じだけど…。少クラプレミアムも何気にかなり強かったです。*3 こちらも補足ですべて紹介。
分類5:コンテンツ
番組内のコーナー、楽曲名など
- コーナー
やはり修学旅行。そんな中で「泣ける給食」「大袈裟先生」を挙げている博担、好きだよ…。
- 曲
スパノバ、セクバニ、will、大人Guyz…と続きました。どれも入り口はいくつかありますが、やはり動画サイトが強かったです。いけないんですけどね!
その他
最後に、みなさん好きなその他です!個人的には、「ハマってもいいんだ」と思った方が印象に残りました。そういう、タブーからの解放みたいなハマり方もあるんだなあ。
- FNSで井ノ原くんが自担(神山智洋)の尻を撫で上げた瞬間
- 足を怪我した井ノ原氏のその後が気になったから。
- アナ雪わちゃわちゃ
- イケメン画像bot
- ファンクラブに入会してから
- フィールユアブリーズの衣装の可愛さに。
- 歌って踊るバレーボール選手(子どもだったので勘違い)が物珍しかったから
- 剛君が同郷だったので「近所にジュニアがいる!」
- 体育祭でHONEY BEATを踊って
- 実際にひらかたパークへ行き岡田さんの数々の仕事を拝見した時
- 親が一日中流していた
- 当時同世代の女性が韓流にハマるのを見て、あ、ハマってもいいんだ。と思った
- 物心ついたら
- ジュニア好きだった私も、中学生目前で少し趣向が変わり、「ジュニアなんでお子ちゃま!」(←オマエモナ)となり、それまでも同じジャニーズとして好きだったV6にシフトチェンジしました。
- ファンの方々のブログ。熱い萌え語りを読んでいるうちにハマってしまいました。
- 一緒に仕事をしたら、頑張りやだった
- 小学生の頃からコンサートに行っていたので、物心ついた頃から好きになってました。というか、もう親戚のお兄ちゃんの感覚(笑)
駆け足ですみません!さて、次回は一応「気になるきっかけ→はまるきっかけの間にあるもの」の予定です。はたしてうまくまとまるのか……何かアドバイスなどいただける方はコメントorご連絡ください……。