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V6担がJUMP担に紹介してみた。第2回「兄組弟組~V6編~」

24時間TVでV6とHey! Say! JUMPが共演することを祝してJUMP担の千紘さんとはじめたこの企画。第1回を発表してから仕事が忙しくなってほんともうこのあと続かないんじゃないかと思いましたがなんとか続けられてよかったです。今回のテーマは「兄組弟組」です。

・第1回

さて知念さんが「BESTと7、トニセンとカミセンに分かれてる。僕らはV6を意識してできたグループなんだよね」と発言されていたとのことでJUMP担の方もご存知かと思いますが、V6も兄組の20th Century(平均年齢41歳)と弟組のComing Century(平均年齢35歳)に分かれています*1

グループ平均でも6歳離れておりますが、一番年長の坂本昌行さんが1971年生まれ、最年少の岡田准一さんが1980年生まれですので、年齢差は約10歳。デビュー当時は岡田さん14歳、坂本さん24歳! わかりやすく言うと、現在のHey! Say! BESTとデビュー当時のHey! Say! 7が同じグループでデビューした、という感じです。むちゃくちゃだ。

それだけ年齢差があったわけですから、やんちゃ盛り生意気盛りチャラ盛りのカミセンとすでに何度も挫折を味わっているトニセンの間にはだいぶ認識の差、経験の差があった……というのが、JUMPとV6の大きな違いかもしれません。現在30代、40代となったことで差はなくなりましたが、6人でいるところを見ると高校生トニセンお兄ちゃんと園児カミセンみたいな感じのイメージを抱かずにはいられないのです。
カミセンは全員160cm台、トニセンは170cm台と身長にも差があることがまた年齢差のイメージを支えています。年下=ちっちゃい、年上=大きいという刷り込みでグループを見ているV6ファンがJUMPさんを見ると、いったい誰がBESTで誰が7なんだ……!? と混乱してしまうことでしょう。

ともかくトニセンカミセンは「大人」「少年(若者)」の役割分担が強固であり、ユニット活動においても色濃く反映されています。トニセンもカミセンもそれぞれシングルやアルバムを出したり、3人舞台や3人ドラマをやったりしていますが、たとえば青春・成長をテーマにした作品であっても、トニセンは「世の中のしくみに従いながらも自分らしく生きようと足掻く大人」、カミセンは「自分らしく生きるためにはみ出しながらもどこか居場所を探す青年」と別の物語になるのです。

デビュー当時の格差について

昨今何かと話題になる「格差」ですが、V6にも存在していました。CDジャケットでも前面に出ているのはカミセン、シングルのカップリング曲もカミセンのみ、新しくはじまるラジオもカミセン。そもそもトニセンはしばらく名前がついておらず、「アダルトチーム」と呼ばれていたくらいです。扱いに対して井ノ原さんは当時から「なんでだよ!!」と思っていたそうですが、上の2人は「そういうものなんだ」「いつか報われる」といった態度だったといいます。しかし最近のラジオや雑誌なんかでは坂本さんが「ほんとによく(トニセンは)ここまで来たと言いたい!!」としみじみ話していたり、「当時の見た目は……年上3人で舞祭組やれるね(笑)」と発言していたり、思うところはあったのだろうな〜。

ただ格差とはいっても歌割にすごく差があるわけでもなく*2、ダンスパートの振り分けも衣装の違いも活動の違いもすぐに「ユニットの個性による」といえるようなものになったのではないかと思います。私がファンになった2001年頃になると、すでにジャケット写真にも差は見られなくなっていました。坂本さんが「V6のスタッフは平等が好きだから」と言っているように、意外と配慮されてたのかなと。

20th Century

アダルトチームのお兄さんたち。下積みが(当時にしては)長い人たちでした。そこらへんについては私がたっぷり語っていますので、お時間ある人いたらどうぞ。

20th Centuryという名前は「20世紀」「20代*3」といった意味が込められていたそうですが、デビューから数年で20世紀でも20代でもなくなってしまいました。ちなみに「トニセン」という愛称は、ジャニーさんが「トゥウェニーだから”トニ”でいいじゃない!」とつけてくれたそうです。その後、「Johnny’s 2020 world(ジャニーズトニトニワールド)」なんて舞台をやっていたりするから、実は気に入ってたのだろうかジャニーさん。

トニセン3人は少年隊のバックについていたわけですが、95年にデビューしてからも2000年までプレゾンに出続け、準主役級の役をもらいながら少年隊のバックで踊っていました。そういった背景からかコンサートでもジャニーズ伝統芸をふんだんに盛り込み、MASK芸に縁日のお面を組み込んだりとパロディにしてコントまで行ってしまいます*4

シングル3枚、アルバム3枚、他グループのカップリング曲などで約60曲ほどありますが、だいたいの歌のシチュエーションがやたらリアルな上に身近。同棲してそうなラブソング、仕事に追われる日常、どうにもならない人生だけどもがいてみよう……といった内容が多いです。夜更けの自販機に「お前も大変だな」と話しかけたりするんすよ……*5。あとはR&Bっぽいかっこいい歌もあります。そもそもの声質が大人なんですよね。そんなトニセンの曲、断腸の思いでJUMPファンにすすめるならこれってやつを3曲選んでみました。そしてコラボ感を出すため唐突にJUMP担の千紘さんからも感想をもらいましたのであわせてお届けします。

  • Working man (アルバム『Replay〜Best of 20th Century〜』収録)

イントロで「働け~」と言ってくるこの歌の作詞はトニセン。17年前の曲だけど、個人的にはトニセンの基本イメージが詰まってるなあと思います。「笑い返してやる」って感じがとても良い。

千紘:楽しい曲! こういう曲調JUMPにない感じがするなぁ。わーこの曲好きです! ソロのRapやユニゾンの楽しさは、今BESTがカバーしてもすごくハマりそう。だけどこのトニセン作詞の歌詞は平成生まれには歌えない。あくまで「曲の世界を演じる」に留まってしまうと思います。

  • 逢いに行こう (シングル『オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ』収録)

まっすぐに切なく大人なラブソング。BESTさんもこんな歌をうたうようになるんだろうか……!?

千紘:声が超大人だ! 何歳からこんな大人っぽい声になるんですか?*6 物語は違うけど、Hey!Say!BESTの「スルー」と曲調やラブソング度合いは似てるので聴き比べて欲しい! 聴く比べるとBESTの声が子供っぽすぎて歌う恋愛がままごとみたいに思えて来たよ!

  • DANCING MACHINE (V6アルバム『READY?』収録)

トニセンに珍しいパーティーソング。すごく好き。

千紘:何で断腸の思いで選んだ曲なのに説明が1行なのか不明ですが*7オシャレなディスコソングですね。ドライブしながら聴きたいくらい耳に軽くて心地良くてこんな曲うちにも欲しい! 歌詞のちょっぴりセクシーな感じがいい、そういう意味でもBESTに欲しいです。健全卒業希望!

Coming Century

カミングセンチュリー、略してカミセン。「来るべき新世紀」という意味を名前にかかげた3人組です。

特徴としては、あまりジャニーズ伝統芸に触れていないところかな? と思っています。剛健はジャニーさん演出舞台に全然立っていないんですよね。岡田さんは一応「MASK」をやっているのですが、Jr.時代が短いためかあまりジャニーズ文化の洗礼にそまっていないように思います。カミセン3人でのパフォーマンスを見ると「ジャニーズぽくないな」と思うことが多いです。圧倒的に華があるんだけど、クラスの真ん中にはいない感じ。

デビュー当初が10代前半・今が30代なかばですのでどんどん成長・変化していますが、トニセンと一緒にいるためか、身長が伸びなかったためか、3分の2の声が高い(剛健)ためか、いつまでも若くてやんちゃ、そしてチャラいイメージがあります。スキンシップが過剰気味で、デビュー直後はお尻を噛み合ったりしていたそうです。子犬のようでほほえましいですね!

単独コンサートももちろん行っています。カミセンのコンサートは、クラブ文化を取り入れてる感じ……たぶん……。むかし千紘さんにちょこっと見せたときには「EXILEみたいやな」と言われました。時代時代で流行のダンスミュージックを追いかけ、どこか少し一般社会からはみ出して生きてる感じの曲が多いです。こちらもアルバム2枚、シングル1枚、ほか多数の楽曲50曲ほどからJUMP担に進めたい3曲選んでみました。

  • SPEEDERS HIGH (アルバム『Best of Coming Century 〜Together〜』収録)

「モラルは焼いてしまえ」とか言い出すスタイリッシュオラオラ曲。初めて聞いたとき、カミセンのギャング感におののいたし、鉄パイプを持って戦っててやばい(その後田中聖が継承)。ちょうど今のJUMPさんたちと同じ20代前後のカミセン代表曲だと思う。

千紘:わ、悪ィイイイイイ!!!!!! ほんとJUMPどころかこういうジャンルがどんどんなくなっていくね。鉄パイプもさることながら「ナックルヘッド」という単語も出て来て……若者のバイク離れが気になってきました。ちょっと映像を拝見したのですが、鉄パイプとヌンチャクの殺陣が印象的でした。

  • Hello-Goodbye (アルバム『Hello-Goodbye』収録)

かわいくさわやかなカミセンも!

千紘:可愛い! 楽しい! ほっこりする曲*8。この曲は特にですが、ブイは他の曲もいい意味でアイドルっぽくなくて、アイドル以外の普通の? バンドやボーカルグループが歌ってそうな曲が多い印象。上で紹介したスルーと同じく最新シングルと比較しますがHey!Say!7の「KAZEKAORU」もこういう爽やかな曲です。

  • ファイト (アルバム『Hello-Goodbye』収録)

「みなさんがつらいときにがんばれる曲を作りました」というから聴いたらすごい戦えって言ってくるからカミセンらしいな……と思いました。ぜひ7の「ガンバレッツゴー!」と聴き比べてみてください。

千紘:声がめちゃくちゃ可愛い!! 天使か!! 声の可愛さ7は負けてるのでは!! 本人たちが作る応援ソング*9ってとてもいいですね。アイドルの本分。改めてガンバレッツゴーの歌詞を見ると特に誰も励ましてない…*10。「足枷」とか「都会の波」とか7が歌わなそうな単語。やっぱり生きて来た時代の違いを感じます。

まあそんな感じでした! てか平成生まれアイドルと昭和生まれアイドルってそんなに世の中に感じてるつらさが違うの……!?!? JUMP担のみなさま、ふわふわしてないトニセンカミセンのことよろしくね。

*1:そもそもは光GENJIが「光」と「GENJI」にわかれていたのがはじまりなのでしょうか

*2:長野くんだけずっとシングルのソロパートがなかったらしいですが、私もファンなのに全然気づいてなかった

*3:Century関係なくなってる

*4:ここらへんA.B.C-Zと通じるところがある気がする

*5:これは『夜汽車ライダー』

*6:デビュー前から……

*7:曲紹介慣れてなくてつかれたんだ…ごめん…

*8:意外と歌詞はほっこりしないよ!

*9:正確に言うと、プロデュース的な感じで作ったみたいです

*10:そ、そんなことないよ