森田輝元

ここ最近の課題だったTOEICも終わったので心おきなく毛利元就の最後5話分を見ました。
輝元ー凛々しい!!
元服前のポニーテール姿(なんと言ったらいいのかわからん)が少年の凛々しさ倍増で素敵。
義経もこんな髪型でしたっけ?剛ちゃんの義経とかも見てみたかったかも。
元就のことを「じい!」と呼ぶのがかわいいです。
幸鶴丸は明るいな〜。上川隆也氏演じる毛利隆元がお父さんなんですよ!
こんなかっこいい父子現実にいるか!って感じでした。眼福♪
「幸鶴丸」って勝手に「こうかくまる」って読むんだと思ってました。
「こうつるまる」って呼ばれててびっくりしたよ。重箱読み

じいを驚かせるために(だっけ?)化粧をして登場したところが幸鶴丸の初シーンでした。
その姿を見てびっくりした元就が「ワシに似ておる…!」と昔を思い出して驚いてるんですが、ついこないだその松寿丸を拝見いたしました私にはあの若君が大殿に成長されたなど俄かには信じられませぬ…!
中村橋之助の老人メイクがすごくて、木の上で橋之助に変わっただけでも驚いたのにいつの間に…って感じでした(笑)
さすがに元が歌舞伎役者だけあって老人の動きはリアルだったかも。
「わしゃのう」って声の出し方が歌舞伎役者ぽかったです。

父・隆元を亡くし(上川さん〜!皆泣いてて泣けた)、元服して輝元と名乗ることになった幸鶴丸。
元服の儀の折、将軍足利義輝から「義」の字を賜ることとなったのに、
「未熟者ゆえ未だ義の字を賜るにあたわず、もし立派な武将と成長した折には息子に義の字を賜りたく存じます」と言ってまわりの者を感服させた輝元。
でも実は「義元なんて桶狭間で負けた今川義元と同じ名前で嫌じゃ。それに尼子義久とも似ておる。誰かと似ておるのは好かぬ!」なんて言っててもうかわいい〜!
このシーンが一番好きです(笑)
そのあと「毛利輝元、いい名じゃ」「毛利輝元!」と庭?を跳ねまわりながらかみしめてるのがまたかわいいのですよ。
ちょっとひねてて陰を背負った松寿丸も良かったけど、明るくてやんちゃな輝元もなかなかにございますな(観てるとなんか口調がうつってしまう…)
輝元、最初のクレジットが2番手なんですね〜!すごい。
森田剛」って筆で書かれた感じの書体で、とても見映えが良くてかっこいい!

あと輝元の見せ場といえば、父と仲良い従兄弟に嫉妬して出し抜こうとして無茶をやらかし、元就に殴られまくるところでしょうか。
よぼよぼのしおしおなのにすごい元気だよ元就…。
月山富田城に篭城する尼子へ兵糧が運び込まれようとしていたのを、夜陰に乗じて攻めようとしたのが返り討ちに合いそうになったのです。
結果、元景が来たために助かって尼子を追い詰めることはできたんだけど先走った輝元のせいで味方が何人も死んでしまったから元就怒り狂う…。
「どうやって償う!?」と追い詰めちゃったりして。
でも輝元が「輝元は、立派な父のいる元資がうらやましく、出し抜きとうござりました!」
「輝元は、父上が恋しゅうございます!」と言うと
「わしも十の時に父をなくした…」と言ってなんか割とうやむやに(笑) 
えっいいの?償いは?と思っちゃいました(^ ^;)

場面的にはそんなに長くないですが玉姫(松本恵)との初夜も見逃せません。
白い着物(何と言ったらいいのかわからん・2)を着て緊張気味の二人。
灯りが落ちて、輝元が玉姫のそばに寄り…みたいな。何だその嬉し恥ずかしな演出はー!
「結婚した…」って言ってたのに婚礼の場面ではなくわざわざ初夜を持ってくるあたり、脚本家の趣味?とか思ってしまいました(笑)

最終回は賛否両論だったのではないでしょうか。
今までに死んだ人がいっぱい出てきて「元就は地獄行きじゃ!」「いいえ、元就様は極楽行きにござります!」とか言い合ってる…(^ ^;)
元就(中年姿)も「ワシは地獄行きかのう…」とか言って悩んでるし。
しかもなぜか幽体離脱した元就(老人姿)がそんな自分やまわりの者をふらふらしながら見てる…。
なんじゃこりゃ!?と思いました(笑)
結局大往生の極楽行きでしたが…最終回あれで良かったのか…?

ちなみに、私お気に入りの渡辺勝(榎木孝明)も死後の姿で登場してました。
加賀まり子の乳を揉んでました。
ええーーーーー!!!(笑)

けっこうはまって見ちゃったなあ。
なかなか面白かったです。全部見ればよかった…と思いつつ、50話もおっかけるのは無理だ。
大体他人様にお願いして録画していただいたものだし(^ ^;)
いやもう本当に感謝です(ここで言っても見てないが)。
何度も言ってますが時代劇の剛ちゃんはむちゃくちゃ凛々しかった。
また大河ドラマ出てくれないかな。今やったらどんな感じになるのか見てみたいです。