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ジャニーズワールド演出の元ネタめも (2)

舞台 ジャニーズ

2幕分です。1幕にもまして、超展開だったため、ところどころすっぽり記憶が抜けている…。

まとめていて思ったのですが、今回はどうしても「ジャニーさん」という存在について考えちゃいますね。「集大成」といわれていることや、劇場に入ってジャニーさんの写真が飾ってあること、何より「プロデューサー」と言われる存在が出てくること。主役はジャニーさんなのではないか?ってくらいに気になっちゃう。
今まで、ジャニーズの実名舞台っていうのは、本人たちと舞台上の登場人物をだぶらせる効果があると思っていたのです*1。でも、作り手から見たら、ちょっと違うのかもしれない。この世界に生きているアイドルたちを使ったパラレルワールドを作る、みたいな試みなのかもしれないなと。そこに、実際に会場に足を運んでいるお客さんや現実におこっているできごと(森光子さんの追悼など)を紛れ込ませることで、虚実の境目がどんどん曖昧になっていく。薮Pが「歴史がかわってしまう!」って舞台に飛び込んでいくのは、実際の語り手が舞台上で行っていることを本当のことにしてしまおうと企んでいることの証拠ではないか、などと考えました。もう1回観たらまた感想がかわるかもしれないけど…。

個人的な感想はさておき、2幕分のメモは続きからです。これ書いてる間にだんだん少年隊のPLAYZONEが観たくなって、いろいろ購入したわけですが…少年隊の超絶パフォーマンス!とがった演出!今よりもすっきりしたストーリー!(悪魔も宇宙も出てこないw)すっかりはまっちゃいました〜。

二幕

・女性の上半身がとれるけど動いてる
→友&仁(2010年/日生劇場

未見ですが…!友&仁もこんなスペイシーな感じだったの??

・宇宙?異次元?を放浪?
→新春滝沢革命(2009年〜2012年/帝国劇場)

もうここらへんから解釈があいまいすぎるんですけど…。一応、滝沢革命で老人になって時空をさまよったり、そこに宇宙の説明が入ったりしてたのが、割と近いかなーって感じに思ったので一応書いておきますね…。
ジャニーさん、火星Jr.をつくりたいと言ってたり*2、つよしに「僕は宇宙人だからね!」と言ってたり*3、スペイシー志向になっているのか?

・薮「満天の星よ、大地よ〜明日からは狂気の衣装に身を包み〜」
PLAYZONE'90 MASK(1990年/青山劇場)
 SHOW劇'92 MASK(1992年/日生劇場
 旧SHOCK(2000年〜2004年/帝国劇場)
 Endlss SHOCK(2005年〜2012年/帝国劇場)

全体はうろ覚えなのですが、ハムレットのセリフを交えたものをプロデューサーがしゃべってました。後のシェイクスピアパートでも同じセリフが出てきますね。MASK初演の時には、劇中劇のみ蜷川演出で話題になったらしいです。V6(坂本井ノ原岡田)、タッキー、光一さんもMASKをやってるけど、そのときにはハムレットやらなかったみたいですね。なんでだろ。

・大車輪
→ABC座 星劇場(2012年/日生劇場

こちらは持ち技の披露という感じ。すごかった〜!!

・今までのジャニーズ舞台を振り返る
→SUMMARY(2004年/Johnnys theater)
 帝国劇場 Johnnys Imperial Theatre Special(2011年/帝国劇場)

今までの舞台の思い出を語っているのですが、SUMMARY2004でもジャニーズミュージカルを振り返る場面がありましたね。今回のラインナップとしては東宝×ジャニ+PLAYZONEって感じなのかな。別にジャニーさん演出などでなくても、東宝が絡んでいるのは入ってました。逆に、PLAYZONEは青山劇場なのにラインナップに入っていた。

※コメントにて情報をいただきました!
>「PLAYZONE」は、初日の夜のA.B.C-Zのトークで「プレゾンがない!」ってつっこんだら翌日から入ったそうですw

えびのトークで追加されたんかい!

・舞台の看板ネオン背景
→SHOCK(2000年〜2012年/帝国劇場)

今まではブロードウェイの有名舞台の看板を背景にブロードウェイの説明をしていたのが、ジャニ舞台の看板になっているあたり自信を感じるような。
これ、似たようなセットは「THE PRODUCERS」にもあったから元ネタがあるんでしょうか?

シェイクスピア1人10役 ハムレット
PLAYZONE'90 MASK(1990年/青山劇場)
 SHOW劇'92 MASK(1992年/日生劇場
 旧SHOCK(2000〜2004年/帝国劇場)
 Endless SHOCK(2005年〜2011年/帝国劇場)

シェイクスピア1人10役 ロミオとジュリエット
→Endless SHOCK(2005年〜2011年/帝国劇場)

今までSHOCKでやってたものでかぶっているのは、ハムレットとロミジュリですが、場面はちょっと変えてきてますね。ちょっと話が違うかもだけど、現在ジャニーズが東京グローブ座を所有しているというのもメモ。だって、東京グローブ座ってもともと、シェイクスピア作品を多く上演したイギリスの「グローブ座」を模して作られた劇場で、シェイクスピア劇の普及が目的だったそうな。リニューアル記念公演も、東さま主演の「ロミオとジュリエット」ですしね。参考までに、これまでジャニーズがやったシェイクスピア関連?作品。

ロミオとジュリエット東山紀之上田竜也滝沢秀明(現代日本に舞台を変えたドラマ)
ハムレット:長谷川純
真夏の夜の夢:MA(秋山純米花剛史、屋良朝幸、町田慎吾
ヴェローナの二紳士:生田斗真
リチャード3世岡本健一
リチャード6世:岡本健一
タイタス・アンドロニカス:岡本健一
WEST SIDE STORYロミオとジュリエットからの派生劇):少年隊、嵐(大野、櫻井、松本)
フォーティンブラス(ハムレットからの派生劇):草なぎ剛長野博佐野瑞樹*4
Magical Summer(真夏の夜の夢からの派生劇)

よくよく考えたら「ウェストサイド物語」の元もロミジュリだったのでした。

・レクイエム「怒りの日」
作曲:ヴェルディ(1874年)
→Endless SHOCK(2005年〜2012年/帝国劇場)

SHOCKの劇中劇「リチャード3世」の中で流してましたね。

・パロディー「SHOCK」
→旧SHOCK(2000年〜2004年/帝国劇場)
 PLAYZONE'91 SHOCK(1991年/青山劇場)

これはまんまパロディーなので。基本は旧SHOCK、ですがなぜかリカというEndless SHOCKの登場人物が出てきます。
バイクに乗る乗らないのやりとり、そこからの事故…という流れはプレゾンSHOCKもまったく一緒でした。

・Let's Go To Tokyo(1989)
作曲:Charles Strouse
作詞:Charles Strouse
PLAYZONE'90 MASK(1990年/青山劇場)
 SHOW劇'92 MASK(1992年/日生劇場
 SHOW劇 MASK(1997年〜1999年/日生劇場
 旧SHOCK(2000年〜2004年/帝国劇場)
 Endless SHOCK(2005年〜2012年/帝国劇場)
 SUMMARY(2011年〜2012年/Johnny's Dome Theatre)

これもMASKのためにつくられた曲なのかな。曲自体は、MASKのアルバムに入っています。実はニッキのソロ!MASKでは「Hello Broadway」とあわせてのメドレーになっているため、ブロードウェイに来たのにすぐ東京へ行こうとか言い出してせわしない感じになっている。

・BEAT MIND
作曲:オオヤギヒロオ
作詞:オオヤギヒロオ
→旧SHOCK*5(2004年/帝国劇場)
 KOICHI DOMOTO 1/2(2004年)
 ザ・少年倶楽部(2006年/NHK)

2004年のバイクに乗るシーンで歌っていた曲。少クラなどでABCが歌ってたから、今回この曲なのかな。

・パロディ「DREAM BOYS」
FIGHTING DANCE
作曲:谷本新
作詞:久保田洋司
→DREAM BOY(2004年/帝国劇場)
 DREAM BOYS(2005年〜2012年/帝国劇場)

ONE NIGHT
作曲:宮崎歩
作詞:宮崎歩
→DREAM BOY(2004年/帝国劇場)
 DREAM BOYS(2005年〜2012年/帝国劇場) 
 帝国劇場 Johnnys Imperial Theatre Special(2011年/帝国劇場)

FIGHT MAN
作曲:オオヤギヒロオ
作詞:オオヤギヒロオ
→DREAM BOY(2004年/帝国劇場)
 DREAM BOYS(2005年〜2012年/帝国劇場

ここらへんは、ドリボの曲をかなりはしょりつつやってたみたいです。

・棺桶
→DREAM BOYS(2004年〜2012年/帝国劇場)
 SHOW劇 MASK(1997年〜1999年/日生劇場
 PLAYZONE'98 5nights(1998年/青山劇場)
 旧SHOCK(2000年〜2004年/帝国劇場)
 Endless SHOCK(2005年〜2012年/帝国劇場)
 新春滝沢革命(2012年/帝国劇場)

棺が出てくるのも伝統…。棺自体はドリボのものらしい。棺の前で踊ったり、棺の中から出てきたり、なかなか忙しいですよね。「愛してる愛してない」で棺から出てくるのも、実はMASKで歌っていた「CRAZY LOVE」の演出で、このイントロを組み合わせて使っているみたい。
プレゾン'98については、少年隊がヴァンパイヤの役なので棺。amaz●nで中古25円からになっていたので超お買い得ではないでしょうか?トニ出てるよ!

・挑戦者
作曲:中原明彦
作詞:中原明彦
近藤真彦(2005年/ソニー・ミュージック)
 DREAM BOYS(2006年〜2012年/帝国劇場)

そっかこれマッチ先輩の曲だったんですね〜。

・パロディ 新春滝沢革命
革命overture
→新春滝沢革命(2009年〜2012年/帝国劇場)
 ショパン練習曲ハ短調作品10-12(1831年

これなんかやってたか記憶があいまいなんですけど…JUMPがバンドになってて、圭人と外国人がハイタッチしてたところですよね?革命Overtureは滝沢革命でヒデアキが歌う曲ですが、ショパンの練習曲、通称「革命のエチュード」を元にしてます…よね。「愛・革命」でもこの曲のフレーズ使っていました。余談ですが、AKB48も革命のエチュードはじまりのコンサートがあるらしい。Berryz工房も「ジリリキテル」で使っていた。アイドルは革命するんですか??

・Over The Rainbow
作曲:Harold Arlen
作詞:E.Y. Harburg
オズの魔法使い(1939年)

なぜかここでぶっこまれるOver the Rainbow。ジュディ・ガーランドオズの魔法使いで歌った、有名曲ですね。
こちらは、1939年代とけっこう年代さかのぼるのですが、ジュディが亡くなったのが1969年だから60年代にちょっと関係ある?というのは強引でしょうか?ジュディの死が間接的なきっかけとなって起こったストーンウォールの暴動も1969年。ゲイ解放運動の場ではこの曲がかかっているそうです。

さらに余談ですが、ジュディ・ガーランドの死が出てくる舞台が坂本くん主演の「ボーイ・フロム・オズ」。坂本さん演じるピーター・アレンはジュディの娘婿で、ゲイなんですよねー。そして同時期にトニの他2名がやっていたのが「プロデューサーズ」という。全然関係ないけどちょっと思い出したのでメモしときます。トニのステマみたいになっちゃった。

・船のセット、スクリーンが何重にもなって、森を行く船
→新春滝沢革命(2009年〜2012年/帝国劇場)

・玉手箱を開けてしまい、山田爺さん
→新春滝沢革命(2009年〜2012年/帝国劇場)

山田じいさんの客席いじりうまいですよね〜。客席に降りて会話する、というのもけっこうありそうです。

・ベッドフライングの曲
→旧SHOCK(2000年〜2004年/帝国劇場)

・ベッドフライングと同様の機構?
→Endless SHOCK(2005年〜2012年/帝国劇場)

ベッドフライングでかかっていたのが、旧SHOCKでベッドから人が消えるマジックをやっていた場面の曲かと…。ベッドのテーマなのか?そして、フライング自体はEndless SHOCKの最初のショーで出てくる、車が浮く機構を使っているのではないかと言われてますね。

・フレーム・フライング(額縁フライング)
→DREAM BOYS(2009年〜2012年/帝国劇場)
 帝国劇場 Johnnys Imperial Theatre Special(2011年/帝国劇場)

なんか前衛的でしたよねここ…。なんで額縁にそってフライングしているのかさっぱりわかんなかったよ!ドリボではサーカスのシーンだったらしい。

空中ブランコ
→SUMMARY(2010年〜2011年/)

綱渡りもだけど、昔の演出を使っているというより「持ち技を披露」って感じではある。ガチすぎて怖いんだこれ!

・闇を突き抜けて(2012)
作曲:船山基紀
作詞:久保田洋司
PLAYZONE'09 〜太陽からの手紙〜「幕を開けろ」(2009年/青山劇場)
 少年たち(2010年〜2012年/日生劇場

曲は「幕を開けろ」で、歌詞を変えた「闇を突き抜けて」が少年たちで歌われていたようです。

・裸の少年
作曲:三保敬太郎
作詞:中谷良
→ジャニーズ(中谷良)「ジャニーズとアメリカ旅行 〜ジャニーズショウ実況録音」*6(1965年)
 北公次「ひとりぼっちになった時」(1969年)

「裸の少年」ってバラエティ番組も昔ありましたけど、ここからきてたの…?って今回初めて知りました。
ついに出たジャニーズ、って感じですね。「裸の肩に銃をさげ 少年兵は立っていた」という重たい歌詞なのですが、書いたのはメンバーの中谷良さん。少年兵の写真を見て書いたらしいのですが、時期的にベトナム戦争のものなのかな。
ソロでカバーした北公次さんが亡くなったのは2012年2月22日。事務所を辞めてから暴露本を出すなどして長年確執状態にあったみたいですが、最後のメッセージには「ジャニーさん、メリーさん、ありがとうございました」と書いています。

・Aquarious〜Let The Sunshine In/輝く星座(1969年)
作曲:Galt MacDermot
作詞:James Rado & Gerome Ragni
→Fifth Dimention(1969年)
 Hair(1967年)

ブロードウェイミュージカル「Hair」の曲をつなぎあわせたFifth dimentionのヒット曲。ミュージカル自体は、これもベトナム戦争時期の反戦メッセージがこめられたものだそう。
1幕OPの「Put on a Happy Face」が歌われてた「Bye Bye Birdie」がロックミュージカルの先駆けで、「Hair」はロックミュージカルの元祖だそうな。ロックミュージカル好きなのかな。ちなみに「Bye Bye Birdie」も、ロックスターが徴兵されて…っていう話*7ですが、ベトナム戦争前の発表だし、反戦要素はないかも。
ちなみに、このHairはオフ・ブロードウェイで初演、翌年ブロードウェイに進出しています。Endless SHOCKではオフからオンへあがることによって悲劇が起きてしまったのでした。

・故郷
作曲:岡野貞一
作詞:高野辰之
→第六学年用 尋常小学唱歌(1914年)

帰ろう、ふるさとに!と言って「うーさーぎーおーいし〜♪」って流れてくるところ、今までとのギャップが激しい!

・プロペラ飛行機
→新春滝沢革命(2009年〜2012年/帝国劇場)

これは翼に「TAKIZAWA」って書いてある…消さないのか。滝沢革命内では、出てきてから特に話に絡むこともなく、ただ後ろにあるだけ…という謎の飛行機。これがジャニワのストーリー上で活かされるとは!
プロペラ飛行機で宇宙?から日本に戻るとか、なかなか無謀だなって気もしますけど。


そんなこんなで幕が下りる…と思います。最後の方はほんとにぽかーんとしてる間にみんな戦っていつの間にか裸になっていた!!東京ドームでの感謝祭もあるし、次回はまた話を変えるかもしれないとかいう話ですが。こちらの記事が「これみたことあるけどなんだっけ?」ってもやもやした時の助けとなれば幸いです。

*1:「SHOCKについて考える」

*2:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130105-00000001-dal-ent

*3:2012年12月31日のMCにて

*4:前2者のフォーティンブラスと、瑞樹のと、劇の内容は全然違うんだけど同じタイトルでやっているのが面白い

*5:Shocking Shock

*6:渋谷公会堂でのコンサートを収録したアルバムらしい

*7:エルヴィス・プレスリーの騒動が下敷きになった話だそう