2017年10月にLove-tune初の単独ライブが行われてから、年もまたいでしまいましたが…せっかく途中まで書いていたので、雑誌整理のついでにもったいないかなと思って書き上げてみました*1。と思っていたら、MojoLIVEも発売されたのでちょうどよかったのかもしれない。
ライブの感想についてはこちら。
激エモに始まり激エモに終わったLove-tune Live 2017。様々な雑誌でライブのことが紹介されておりましたが、その数々を見て思いました。
こ、これは…皆様筆がのっておられる…!
いつも写真重視でそんなに文のとこ読まないんですけど、それでも読むと「熱いライブでした☆」くらいのノリだったりするのに、今回のがっつり具合。そりゃ初単独ライブ、しかもジャニーズJr.、さらに普段の会場とは違ってZepp…とまあこれだけポイントがあれば、クリエやサマステの各公演よりも書きやすかったでしょう。
でもそれだけじゃなくてやっぱり、らぶや会場のファンの熱さに、各誌のライターさんたちもあてられた部分もあったのかな!?と思い、エモかったレポを独断と偏見で!勝手に!!選ばせていただきました。
第3位!
TVガイド*2
見出し:愛の旋律にのせてーー
リード:グッズTシャツは連日完売、新曲初披露など話題もいっぱい。愛の名を持つグループのステージは、やっぱり愛にあふれていました♡
本文:初の単独ライブに時折涙が浮かんで見えたような7人。彼らが次はどんな未来へ連れて行ってくれるのか、楽しみだ。
最速レポートだったTVガイドさん!愛してる、TVガイドさん!家にTVガイドめっちゃある。
シンプルながら、ポイントとなるのは「彼らがどんな未来へ連れてってくれるのか」という1文。「CALL」にある「I hear the future call」という歌詞にかけて、安井さんがJr.祭りで言ってた「未来に連れてってやるよ」発言を踏まえており、わかってらっしゃる…と思わせてくれる。この1文が入ることにより、これまでのLove-tuneをも包括した内容になっているところがエモい。
あと「愛の名を持つグループ」というのもいいすごく。さすが守護星が金星のLove-tune*3です。
続いて第2位!
QLAP!*4
見出し:Love-tune前進
本文:多才さを詰め込み趣向を凝らしたステージは、結成2年目とは思えぬ完成度。強い意思を持つ7人が集まり、ディスカッションを重ねながら前へ進む彼らの姿を象徴するようだった。(略)彼らに夢を託す人々が望むのは恩返しではなく、高みを目指して突き進む7人の姿だろう。彼らがこれから作り出す景色(メロディー)に期待が膨らむ。
本気と書いて"マジ"と読む!強敵と書いて"とも"と読む!景色と書いて"メロディー"と読む!Love-tuneこういうの合うよねわかるわかる〜と思ったQLAPさんです。
「彼らに夢を託す人々が望むのは恩返しではなく、高みを目指して突き進む7人の姿だろう」
いやこの一文も、Love-tuneが漫画だったら、すごいピンチの時に偉い人が来てこんなことを言ってくれて事態が好転しそう。それくらいなんか重みがあるしほんとそれ大賞。
そして栄えある?第1位は……
月刊Songs*5
リード:バンド×ダンスでアグレッシブなパフォーマンスと、エモーショナルかつキュートな表情で約2500人を魅了した2時間弱。グループ名の通り、観客のたくさんの"Love"とメンバーが奏でる"tune"が一つになったステージの模様をレポート!
本文:彼らの姿を目の当たりにした観客は、"彼らが栄光を掴み取る姿を見たい"と思ったことだろう。彼らにどんな未来が待ち受けているかは分からない。けれど、このファーストライブが新たなスタートとなり、ますます大きな"愛の旋律"を奏でてくれると信じたい。
これはもはや、レポではなく祈り…。しかしこういう音楽誌のエモ文法と、めっちゃ相性が良いライブだったし、相性が良いグループなんだと思うんですよね。
QLAP!さんは「高みを目指して突き進む7人の姿」、Songsさんは「栄光を掴み取る姿」どちらも何かどこか、駆け上がろうとしている7人の姿を見出して、すごく好意的に見てくれている。そう思わせるグループなんだなと思いました。写真の煽りの「I hear the future call…観客からの愛が溢れるライブハウスに"7音"が響く!」というのもグッときました。
ちなみにSongsさんは各メンバーのキャッチコピーもつけてくれてる。改めて見ると、美勇人さん漫画のキャラだったら設定盛り込みすぎって言われるスペックだ。
安井:愛らしさと誘惑的な美の魅力で己の世界観へ惹きつける
萩谷:パワフルなスティックさばきで"Love-tune"を鳴らす
真田:グループと音楽に対する強いパッションを全身で表現
森田:抜群のダンス力と心地よい重低音でチームを支える敏腕デザイナー
諸星:サックスに篠笛…才能あふれるグループの笑顔の要
長妻:無邪気な笑顔とスイートボイスが魅力的な最年少
阿部:クールな表情と甘いマスクのギャップで魅了
特別賞
ここで、もう一つ。なんかフィールドが違ったので入れられませんでしたが、特別賞をあげたい雑誌、それは…
女性セブン*6
見出し:先輩たちも熱視線!スキルアップしたメンバーに感動しました!!初単独ライブで見た進化
本文:ジャニーズ応援歴50年の私も『こんなグループ、見たことなかった」と毎回、感心を通り越して感動しきりなのですが、今回は、そのトップを見せていただいた気がします。(略)ジャニー社長からつけていただいた最高の名前と最高に自慢できるファンの存在を最高の味方にして、前進する7人。次回以降の単独ライブも本当に楽しみでなりません。
ご存知・山田美保子御大の愛溢れまくっている文章はもはやおたくのブログか。
自身が出演するTV番組「ドデスカ」でも、カメラは入れなかったものの「女性セブンのLove-tune Liveレポートページを紹介する」という離れ技で電波に乗せてくれたみほこさん。しかし「どこよりも速い」と書きつつ、実際TVガイドの方が速かったのはどんまいだよ…。何かと言われることも多いですが、ガチのぉっょぃ同担がいるのはありがたいというか、担当番組にメンバーをキャスティングしてください!
朝日新聞デジタルの連載でも書いてくれている。
「歌とダンスとバンドの融合」という、ジャニーズ五十数年の歴史の中でも、いまだかつてない特徴をもっているのが、このグループ。
こちらでもジャニーズ50年の歴史を強調していて、事務所古参にしかできないアピり方だ…。そして「事務所の呼び込みがなかった」という裏話を教えてくれたため、掲載してくれた雑誌にいっそう感謝の気持ちが湧いたのでした*7。
他の雑誌も
接戦過ぎた他の雑誌も素敵でした。ライブで安井さんが「Love-tune、本当にいい名前をもらいました」と言っていた通り、"愛"がキーワードになっているところが良いなあと思います。愛は地球を救うしね。
リード:全力投球&完全燃焼だったLove-tuneの単独ライブ
本文:夢に向かって勢いよく進んで行く彼らの魅力がたっぷりつまった、そんなステキなライブでした!!
前半誌の中でも2ページを割いてくれたWiNK UPさん。好き。
■duet
リード:バンド&ダンスパフォーマンスはもちろん、メンバー同士のキズナやファンへの想いにあふれたアツい様子をHOTにお届けです☆
本文:7つの音色の未来に期待大のライブステージでした!
Love-tune=7つの音色!
■POTATO
見出し:7人が全力で奏でる この上ない"愛の旋律"
リード:ファンと一緒に作り上げた熱狂と興奮の一夜をレポート
本文:練られたセットリストと、それを最大限に演出する出し惜しみなしのパフォーマンス。Love-tuneのライブがもっともっと見たくなる本当に素晴らしい2時間だった。
こちらは文章に凝るというよりも、まっすぐに「よかった」という気持ちが伝わってきてなんだかほっこり。
■月刊TVガイド*8
見出し:メンバーが名場面をセレクト!
本文:ファンへの感謝を決して忘れず、この経験を必ず次につなげるという彼らの覚悟を随所から感じるライブとなった。
ガイドさん、週刊で最速レポをしてくれた上に、月刊ではメンバーに名場面をセレクトさせてくれるという丁寧なお仕事だ…。
■月刊TVfan*9
リード:魂を込めた演奏、真っすぐな歌声、華やかなダンス、きらめく笑顔、未来への確かな一歩が刻まれた。7人との増えていく思い出を、これからも
This is Love Songの「増えていく思い出忘れないように 半分は持っててよ」という歌詞を取り込んでいて、これも涙腺を刺激されるやつ。しかも山口達也と長瀬智也のコメント付きという斬新さ。達兄が「まだできて1年のグループだったけど面白かったよ」って言ってくれてるよ!
■Myojo*10
見出し:駆け上がれ夢の階段!!
リード:中途半端じゃない、これがLove-tuneだ!
本文:群雄割拠のジャニーズJr.で唯一無二のグループを目指して。次はどんなステージに私たちを連れて行ってくれるだろう?
さすがジャニーズJr.事情をよくわかっているMyojoさん、「群雄割拠のジャニーズJr.」というフレーズが「それな」という感じです。顕嵐ちゃんの「中途半端を極めればオリジナルになる」という名言も踏まえてくれている。おしゃなカフェでの裏話も泣ける。
諸星:最終日に楽屋に戻ったら、スタッフさんから寄せ書きがあった!
阿部:あと、記録用の映像をDVDに焼いてくれたよね。わざわざパッケージも作ってくれて。
森田:しかも、再生したら3日目の映像で「え、さっきのじゃん!」って。
安井:本当に愛されてるよ、俺ら。
カフェはここらしい。
■MyojoLIVE!*11
こちらはレポートはないのですが、「セルフPHOTOバトル」と称して本人たちが撮ったZeppの裏側が!いろいろと現場はあったはずなのに、Love-tuneはみんなZeppの裏側。スタッフさんの「ドームに連れてって」という寄せ書きとか、「そうとう泣いたけど」という美勇人さんの言葉とか、言葉をなくすくらいにやばい。
■ポポロ*12
見出し:「みんなが自慢できるアイドルになります!」
リード:スタンディングの観客とメンバーが一体となった、ライヴハウス公演の7人のアツい姿をお届けします♪
こちらは、文章ではなくそれぞれの振り返り。このポポロさんの「それぞれがいいと思った写真をチョイスする」というライブレポすごく好きなんですよ。ライブレポの目次には一言「勢い!」って書いてあってじわります。ちなみに、KinKi Kidsは「復活!」、V6は「爆笑!」、A.B.C-Zは「舞台裏!」ですごいざっくりしてるな!!「爆笑!」って!
■Dance SQUARE*13
こちらはレポはなしですが、セットリストを本人たちが振り返るという貴重な資料。「Finally over」の位置で後半派と前半派に別れたとか、「Dye D?」の振り付けを誰が担当したとか、細かい情報が手に入るし、何より7人が表紙なので手に入れるっきゃない。
■STAGEnavi Vol.18
こちらもレポはなしですが、線を引くところが多すぎてな…。
・7人になった時から「1年後には自分たちだけでライブをやりたい」という話をしていた
・ライブのきっかけは、5年後、10年後じゃないと話せない
・Zeppは「デビュー組もあまりやっていない、ライブの箱でやる」という前提で候補に
・Zeppでやると知ったのは、嵐のMステバックの時(2017年4月28日)
・毎日スタッフさんが全員楽屋に入ってきてダメ出しの反省会
なんでZeppなんだろ?デビュー組からまわってきたのかな?と思ったら、本当に会場を選んでいたんだと知って驚いた。しかも「Zeppに決まったのは4月下旬」ということは、その前に単独ライブをやること自体は決まっていたんですよね。いつか1万字インタビューでスーパー詳細を聞きたいです…。
安井さんの「終わった後に、『何をもって成功なのか?』をみんなでも考えました」「3日間で得たものや足りないものに気づけたこと、それが何より『成功』だったと思います。すべてが財産になったと強く感じます」という社長ばりの振り返りが最高だったのもステナビ。結成時の話も出てるし買いですよこれは*14。
■日本テレビ「PON!」
雑誌ではないですが、忘れちゃいけない「PON!」。全員の紹介、パフォーマンスの解説、ライブ映像たっぷりで、誰かにLove-tuneのことを知ってもらいたい時はこれを見せたいという最高の特集でした。
青木アナ「歌やダンスはもちろん、男闘呼組、TOKIO、関ジャニ∞ってバンドスタイルのグループもありますけど、そのどれともLove-tuneは違うんですよね。1曲の中にダンスも歌も融合している。まさにジャニーズの歴史の中でも新たな潮流を作っているのが、Love-tuneなんです。自らの力で道を切り拓いていくLove-tune。そのLove-tuneを、私は見守っていきたいと思います」
俺たちの青木アナ… いいこと言ってくれるよ〜。
さて、そんなこんなで第1回 Love-tune Liveエモい雑誌レポ選手権は閉会。今年は第2回Love-tune Liveエモい雑誌レポ選手権を開催できるのか!?期待してるよ!!!