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V6のコンサートを振り返る (3) 2010年〜2013年

V6

紅白お祝い記事だったはずが1月も半ばに…紅白とても楽しかったです。20周年イヤー楽しみです。

先日Twitterの方で軽い気持ちでV6担アンケートを作ったところ、けっこうお答えいただきまして…これがめちゃくちゃ面白い! ちゃんと集計しようと思ったのですがすぐには時間がとれないので、1月中くらい置いておきます。もしご興味あるかたいらしたらぜひ…。

 http://goo.gl/forms/S2mTq7iUsd

2010年 V6 ASIA TOUR 2010 in JAPAN 「READY?」

  • アジアコンサートをアレンジ
  • ほとんど2部構成
  • 「V6のコンサートっていいよね」という声が聞こえはじめる

2009年11月のアジアコンサートの日本凱旋公演という位置づけだったコンサート。その後発売されたアルバム『Ready?』の内容を加えたので、ほとんど2部構成となっています。MCまではほぼアジアコンと同じで、それまでのV6を代表するような曲が中心となる構成に。後半は逆に『Ready?』を中心とした構成で、これからのV6を表すような内容となっています。この全体構成や、2部が「Ready?」一文字ずつのアクセントダンスではじまるあたり、2003年〜2004年で行ったコンサート構成が経験として生きてるんじゃないかなあと勝手に思っております。
コンサート内で言えば、前半の『Top Cheker』で見れるV6アパート! Jr.マンションに対抗…はできないかもしれないけどもかわいさ面では負けておりません。たて2×よこ4列の扉から6人がぴょこぴょこ顔を出す姿といったら。その前の『X.T.C BEAT』もあわせて、モニター映像と身体を組み合わせたパフォーマンスも良かったですよね。これ、ドームクラスじゃ無理な芸の細かい演出だと思います。*1
後半部分では、『Air』がハイライトになったのが意外でした。これまで盛り上がる曲ってやっぱりかっこいい系、炎バーン特攻バーンなものが多かったところへ、ミディアムバラード曲をフォーメーションで踊って見せて会場を沸かせるって、まだこんなポテンシャルあったのかよ! と。すごいですよ。
ちなみにアジアコンを観に行った人の間では『You know?』がダントツ人気で、「あれだけは残してほしかった…!」という意見をいくつも聞きました。後に三宅さんが「かっこいいから絶対やった方がいいと思ったのに〜」とブーブー言ってて、この人は本当によくわかってるな、と驚きましたね。

体感でいえば、このコンサートあたりから「V6っていいよね」という声を多く聞くようになりました。コンサート自体の評判が良かったことに加えて、Twitterを使うジャニヲタが多くなっていたことが理由として挙げられるのではないかな。自分で情報をとりにいかなくても評判が流れてくる、それが他のグループの情報や他のグループのファンの感想でも…という環境が整いつつあったように思います。

・個人的な思い出

Twitterで出会った人たちと代々木で集った。

2011年 V6 live tour 2011「Sexy.Honey.Bunny!

  • 360度ステージ
  • 「Bサイド」曲を集めた
  • ワンナイトラブソングコン

そしてやって来たのが、2011年のSexy.Honey.Bunny!! みんな大好きセクバニコン!! このコンサートはシンプルな360度ステージを使用したことに加え、いわゆる「Bサイド」と呼ばれるようなカップリング曲、アルバムなどのコアな曲ばかりで構成されたコンサートでした。これはもうとにかく現時点で人気No.1と言って間違いないだろうコンサートであり、他のグループのファンの方の評判もめちゃくちゃ良かった。詳細はこちらをご確認ください。

 

当時の私が気づいていなかったこのコンサートのもうひとつの特徴として、「ワンナイトラブソングコンサート」だったことがあります。ツアータイトルにもなっている「Sexy.Honey.Bunny!!」が「既婚会社員が若い女の子とワンナイトラブしちゃった…」という曲であることに加え、普段ぜんぜんV6の話をしない人たちが悶絶し新規ファンも続々生み出した『Supernova』、更に360度であることを生かし踊りながら花道を進んだ『OK』もワンナイトラブソングだったのです。
ここについては1回、ワンナイトラブソングを歌うことで若手ヲタにも通用するようになったのでは〜的なことを書きました。最近、更に思うのは、セクバニ及びセクバニコンによって、ファンの”V6の受け取り方”が変わったのではないか? ということです。

2000年代後半ごろのV6は応援ソングを頻発していました。それはレギュラー番組「学校へ行こう!」で学生を応援していたり、早稲田アカデミーのCMソングを担当していたことが関係しているかと思います。励ましソングをどんどん摂取することで、当時の私は「V6が励ましてくれるから頑張れるよ…;;」的な気分にひたっていました。メンバーも「今日だけはすべて忘れて、コンサートで元気になって明日からがんばってね!」「みんながつらいときに頑張れるような歌を作った」とか発言するし*2、なんとなく全体が「V6といえば励まし・応援」という空気になっていたかと記憶しています。メンバーもファンもどんどん大人になっていったので「いい年になってもアイドル/アイドルファンをやっている」ことへのエクスキューズが必要だったのかな、という気もします。
現実逃避しているんじゃない、V6に応援してもらって頑張ってるんだ! V6とファンは疑似恋愛なんかではなく、精神的につながり高め合いながらそれぞれの年月を重ねていくのだ…! とコンサートで確認できる(と思っていた)のはうれしかったですし、今でももちろんV6に元気もらっています。それはめちゃめちゃいいことですが、もっと単純にリア恋ノリ*3でキャーキャー言いたい人が新規参入しづらかったのではないかと思うのです。
そこへ来てのセクバニコン。繰り出されるワンナイトラブソング。初見なのにめっちゃかっこいいダンス。そしてポールダンスというわかりやすいお色気アイテム。そういえば、V6ってデビューもベルファーレだしむかしはチャラいイメージだったよね、メンバーとファンの間のつながり云々おいといて*4、軽卒に萌えちゃって良かったんだ〜! って、再発見が行われた気がします。当時は見えていませんでしたが。*5
それはもしかしたら、ごまかしのきかない360度ステージやBサイド曲コンサートであったことも関係しているかもしれません。『愛なんだ』『WAになっておどろう』などの有名曲をコンサート本編で歌わないとしたら、知らない人でも盛り上がれるほど1曲1曲のパフォーマンスを上げなければならない。そこで、今までのV6文脈に頼りすぎないコンサートができあがっていたのかもしれない*6。当時は若干「ファンにしかわからないような曲ばかりで大丈夫なの?」とも思っていたけど、いわゆる”新規ファン”の方が好きなのがまさにこのセクバニコンであることを考えると、ファンの心配って杞憂ですよね〜。*7前知識のない人、V6に癒しや励ましを求めてない人でも、その場で「ダンスかっこいい!!」とキャーキャー言えちゃったコンサートなわけですね。
とにかくこのコンサートは、Twitter上でもめちゃくちゃほめられてた! という印象が強いです。特に百戦錬磨みたいな人がほめてくれていてうれしかったし、「ジャニーズ楽曲大賞」のコメントもアツいです。
欲を言えば…DVDで、「定点カメラ」を入れてほしかった! とくに一筆書きですべての花道をまわる『OK』と、『SP -Break the Wall-』でのくるくる正面が変わるフォーメーションは、1地点から見てはじめてわかるすごさがあった!! 今からでも遅くないから〜20周年でぜひ…。

・個人的な思い出

パンダのペンライトは未だ現役。Tシャツを買わなかったことが心残り。

2013年 V6 LIVE TOUR 2013 「Oh! My! Goodness!」

  • 試行錯誤に驚く
  • 最終的にはファンへの感謝
  • アルバム『Oh! My! Goodness!』をみんなに届けたコンサート

通称OMGコン。セクバニコンで得た「V6のコンサートはおもしろいぞ」という評判、メンバーが制作にがっつり関わりとがったアルバム『Oh! My! Goodness!』、そしてコンサートがあいた1年の間に積もり積もった期待…! とにかくどきどきしてむかった初日、終わったあとにはなんとなく消化不良…といった感覚が…。まあ、そういう年もあるよね、2003年のあとの2004年もちょっと微妙なとこあったし…とか思って次の日もコンサートに行ったらがらっとセットリストが変わっていて本当に驚いた! ちなみに変化の過程については当時まとめています。 

 

本当にもう曲から曲順からセットから…衣装の組み合わせまでも変更が! オイオイ集合〜! となって「迷走してる…よね」「2011年が良すぎたから…」と反省会(※もちろんファンしかいない)をひらいたことも懐かしいです。初日と2日目なんて、神殿ぽいセットにでかい馬の頭のオブジェが置いてありましたからね。そして、『fAKE』では映像に馬が出て来て涙を流していた…なんだったんだろう…? 結局リストラされた馬、切ない。あの「V6」ってセットも途中でジャーンって出てきて「お、おう…」だったからな。OPのプロジェクションマッピングで神殿セットに6人の顔が投影されてたのもなくなってましたね。顔はかっこよかったのでちょっともったいない! 途中でネックレス投げが加わったとこもびっくりしました。完全に撒き餌だったし無限に投げてたのでほんと面白かったです。結局とれなかったな…。
いやまた茶化すようなことばかり言ってしまった。コンサート時も書いたけど、あれだけ最初「迷走か…!?」と思わせたところへ、試行錯誤でめきめき進化して構成をまとめあげていった手腕に、ベテラングループの底力を見ました。

『親愛なる君へ』でのメッセージ、1人選ばれるラッキーガールやお星様にお願い☆などファンサービス的要素も話題となりました。V6って、けっこうとがったパフォーマンスをしている割に、いつも最終的な結論は「俺たちが一番表したいのはファンへの感謝」となっているイメージがあります。もっと自分たちの表したい方向にいってしまってもいいくらいだけど、それは絶対にしないんですね。アルバム『Oh! My! Goodness!』はかなり内容が尖っていたけど、ちゃんと既存のファンも新しいファンもとりこぼさないようなコンサートとして構成されていたと思うのです。

個々の曲としては、問答無用にかっこいい『FLASH BACK』、かわいさに騒然となった『大人Guyz』、ミラーボールギラギラの『BING♂』、花びらをまき散らして踊る姿が美しい『親愛なる君へ』、花道に出て踊る『D.I.S』あたりがとても好きです。

・個人的な思い出

またチケットを忘れて家まで取りに戻った。

 

さて2015年は20周年イヤー、既に「絶対コンサートをする」と発言が出ており、期待するしかない。いつになくファンの盛りあがりも感じるので本当に楽しみです。やっぱりだんだんちょっとね、歓声も出しづらくなってきたりもしますが、やはりここぞというときにはキャーキャー声出していきたいなと! それが目標です!! こんな締めでいいのかこれ。

・同シリーズ

 

 

*1:代々木も縦長だから、うしろの方だとけっこうきつかった…

*2:これはカミセンのコンサートだけど

*3:リアルに恋しちゃいそう! みたいな

*4:いやそれはあったと思うし最後は結婚ソングで締めている面もある

*5:軽卒に楽しんじゃっていいんだから、「新規だから勉強します!」とかならなくてもいいんでは〜って気もしてます。単純に昔のことを知るのが好きな気質の人は満足するまでやろう

*6:節電という事情もあるかも

*7:あとどんなにコアな曲であっても「Bサイドコンサート」ってすごくわかりやすいと思う。人にコンサートの特徴として説明しやすいから。特徴を説明できないコンサートはやばいという持論です